中国のシェアサイクル上陸で自転車利用は増える?法整備も後押し

中国生まれの自転車シェアリングサービス「モバイク」が札幌で事業開始を発表。日頃自転車に乗る人がどれくらいいるのか調査すると…

2017/08/16 08:00

(TAGSTOCK1/iStock/Thinkstock)

健康志向やエコロジーを背景に、近年は自転車人気が高まっている。最近では電動アシスト車も普及しはじめ、通勤や通学を自転車に変えた人も多いのではないだろうか。

今月22日には、中国生まれのシェアサイクル「モバイク」が日本国内では初めて、札幌でサービスを開始すると発表。今後、自転車との付き合い方が変化していく可能性がある。


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■自転車に乗る人はどのくらい?

しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,342名を対象に、自転車に乗る頻度について調査を実施した。

自転車に週1以上乗ると回答したのは全体の30.6%。3人に1人が週1回以上、自転車を利用していることが明らかになった。

一方で、7割近くは自転車に乗る機会が少ないと答えている。自転車を持っていない家庭や、持っていても、ホコリやサビだらけで放置されているケースも多そうだ。

また、年収別に集計すると、300~500万の割合が高く4割を超えるが、300万未満は13ポイントも低い。

逆に500万以上では、年収が上がるほど自転車利用者が少なくなる傾向があり、1,000万以上では21.6%だった。


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■自転車の活用に整備進む

今年5月には自転車活用推進法が施行され、自転車専用道やシェアサイクルの整備を定めるなど、サイクリング需要は今後さらに高まるだろう。

一方、スマホを見ながらの運転や、夜間の無灯火のようなマナーの悪い人も増えており、一歩間違えれば大事故になりかねない。

交通安全の教育や啓発の施策も推進法に盛り込まれている。ルールを守りながら、快適な自転車ライフを。

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(文/しらべぇ編集部・小河 貴洋

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1,342名(有効回答数)

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