国民民主・玉木代表、責任を「国民へ押し付ける」新型コロナ対策に怒り

8日、国民民主党の玉木雄一郎代表が定例会見を行い、悪化する新型コロナウイルスの感染状況について言及し、政府与党の方針を批判した。

2020/07/09 10:00


 

■「家賃支援給付金」

また、ここにきてようやく「家賃支援給付金」の申請受付が開始となることについても言及。この問題については、4月28日に野党として法案を提出していたが、それを政府与党が受け入れてこなかった経緯がある。

「これについて、説明用のチラシが配られているが、それには『直近3ヶ月の家賃支払い実績がないと給付を受けられない』という条件が書いてある。それを払えなかったような方々が、この給付金を必要としているはずなのに」と怒りを見せた。


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■廃業、倒産が続出する可能性

それについて「本日役所に指摘すると『書面で大家さんから猶予されていることを証明できる人も対象』という返答。チラシにはそんなこと一言も書いていない。読んだ瞬間に心が折れる人が大勢いるはずだ」と問題点を説明。

諸々を振り返り「やっとできた制度が使い物にならないのでは、廃業、倒産が続出する。今後もきめ細かく目配りをしていきたい」と少々呆れ気味だった。

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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤星生

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