宝石の単位「カラット」の謎にチコちゃんが迫る ルーツは意外なところに

『チコちゃんに叱られる』で宝石の単位カラットについて解説

2020/12/25 23:15


 

■宝石は古代より貴重品

宝石はいつから使われていたかは不明だが、「お守り」「病気を治す道具」「権力の象徴」として使われていた。古代では、そんな貴重な宝石をイナゴマメと天秤にかけ、その重さを測っていたようだ。

天秤でとイナゴマメを使って宝石の重さを測ることからはじまったが、重さについて、統一されていく過程で、1カラットが0.2gと決まっていったようだ。

番組では、実際にイナゴマメ100粒の重さを測ってみたところ、平均すると0.2gという結果がでており、古代の人々が行っていた取引は概ね正しいかったことが証明された。


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■カラットは一部の宝石のみ

宝石を表す時にカラットだけでなく、グラムが使用されるケースもある。カラットはダイヤモンドやルビーなどの不純物のほとんどない結晶物の取引にのみ使用され、ラピスラズリや琥珀のような不純物が混ざり合い、大きさ重さが一定でない宝石にはグラムを使う。

日本企業が養殖に成功し、世界へ売り出した真珠は、日本で使っていた「モンメ」が国際単位として使われている。宝石の単位について、そのルーツやカラット以外の使用法などを説明したチコちゃん。これからも彼女の解説が楽しみだ。

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(文/しらべぇ編集部・Aomi

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