犬に多くの種類がいる理由をチコちゃんが解説 「遺伝子の緩さ」が影響していた

『チコちゃんに叱られる』で犬の種類がたくさんいる理由を解説。奇跡的な出会いが運命を変えた…?

2021/04/24 11:30


 

■種類が増えたきっかけは人との出会い

種類がここまで多くなったきっかけは、「狼の中にボーッとした狼がいたのではないか」と解説の先生が指摘。元々犬の祖先は狼と言われており、狼と人は天敵の関係だった。

しかし、人をあまり怖がらず近づいていった狼と、何も考えずに一緒にいた人がいたのではないかと推測。奇跡的に一緒にいることを選択した結果だという。

大昔、人はユーラシア大陸のどこかを起点に世界中に散っていった。狼も一緒についていくことで多くの犬種が生まれていったと考えられているようだ。北に行った犬はもこもこに、南に行った犬は毛が少なく変化していった。


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■人もその特性に気づき…

さらに17世紀に入ると犬が進化しやすいという特性を持っていることに人間が気づき、交配を始める。

短足胴長のダックスフンドはアナグマやうさぎの巣の中に入ってハンティングするために生まれた犬種で、足の短いジュラ・ハウンド同士を交配させて現在の形へ変化。人と一緒に生活するためにさまざまな大きさ・姿かたちへ変化していった。

人とともに世界中へ広まり、多くの種類へと姿かたちを変化させていった犬。これからも人間とともにありつづけるだろう。

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(文/しらべぇ編集部・Aomi

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