ダイソーで見かけた画材、金額が衝撃的すぎる 専門家も「マジか…」と驚き

「その筋」の専門家からすると、驚きを隠せないほどお得なダイソー商品が、ツイッター上で話題となっている。

2021/07/22 05:15


 

■「よそで買った場合」の金額に驚き…

「必要なものがあり、普段は行かない大きな100円ショップに行ったところ、たまたま見つけました」と、発見時の様子を振り返る倉持さん。「自分も学生だった頃、お金がなくて困った経験があったため『このように安くて実用的そうな商品はぜひ共有したい』という思いでツイートしました」と、投稿の意図を語ってくれた。

商品の金額については「日本で流通しているキャンバスは安くても同商品の3〜5倍の値段はするので、やはりその安さに驚かされました」と振り返っており、比較の数値を見ただけで、倉持さんがいかに衝撃を受けたかが分かるだろう。


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■ユーザーの声がダイソーを動かした

続いてダイソーの担当者に販売開始までの経緯を尋ねてみると、こちらの商品は昨年から販売開始になったばかりだという。

しかしダイソーの「アートキャンバス」の歴史自体はもっと古く、元々は「F3サイズ」が5年以上前から展開されており、今回話題になった「F8サイズ」と「F4サイズ」の販売が昨年から、というのが正確なところである。

アートキャンバス

こちらの展開については「従来展開のあったF3サイズだけでなく、他サイズの要望をお客様から頂く機会がありましたので、開発致しました」とのことで、ユーザーのリクエストに耳を傾けるダイソーの真摯な姿勢に思わず感動してしまった。


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■購入の際は注意が必要?

大いに話題となった同商品だが、ツイート投稿主の倉持さんは、あくまで「店頭で見かけただけ」で、購入には至っていないという。

倉持リネンさん作品

というのも倉持さんは「油絵」が専門で、こちらの商品を店頭で見かけた際、「キャンバス布が麻でなく綿のようだ」「油絵を描く場合はジェルメディウム(絵具に混ぜて使用する添加剤)などで目止めをした上から下地を作るなど、ひと手間必要だな」と感じ、今回は購入を見送ったのだ。

なお「専門外ですが、恐らくアクリル画を描くならこちらの商品で問題ないと思います」というアドバイスも見られたので、こちらも参考にしてほしい。

ちなみに倉持さんはつい先日、東京・原宿の「原宿デザインフェスタギャラリー」にて、グループ展を実施したばかり。さらに10月いっぱいは新宿にて、自身初となる個展を開催するそうだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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