魚好きなら絶対知っておきたい 「常磐もの」その美味しさは感動レベル

プロからの評価も高い「常磐もの」。魚好きならぜひ知っておこう。

南は沖縄、北は北海道まで、日本全国で美味しい魚は獲れる。しかし、「いま一番注目されている魚が美味しい場所」と言えば、間違いなく福島県であると断言しよう。

なぜかというと、いま物凄く飲食店や小売店に注目されており、とにかく福島県産の魚を取り扱う店が増え、客からもその味について評判が物凄く高いのだ。

 

■常磐ものの魅力を初めて知る

記者が初めてその味に出会ったのは、先日有明ガーデンで行われた「発見!ふくしま」キャンペーンで出店していたキッチンカー。

提供されていた「福島牛×常磐カレイのブラックカレー」は、最初はダジャレで作ったのかと思うぐらいのイメージだったのだが、食べて衝撃。

こんなに身が分厚く旨味の強いカレイ、食べたことない…素人がひと口食べたらすぐにわかるレベルの、素晴らしいカレイだったのである。こんなクオリティの魚がキッチンカーで食べられるなんて、本当にスゴい。

 

■発見!ふくしまお魚まつりは大盛況

また、11月19日から21日まで日比谷公園で開催された「全国魚市場&魚河岸まつり」と同時開催した「発見!ふくしまお魚まつり」には、信じられないぐらいの行列が。

福島県内では超有名な鮮魚店から、福島県沖で獲れる魚介類の魅力を知っている都内の飲食店まで多数出店しており、最終日は昼過ぎに完売する店舗も多数出るほどの大盛況を見せた。

 

■福島県いわき市の「常磐もの」とは

しかし、こんなに美味しい魚なのにブランド化されていないのだろうか? とも思いもう少し調べてみると、提供されていた常磐カレイが獲れる海域周辺で水上げされた魚は「常磐もの」と呼ばれているらしい。

もう少し常磐ものについて詳しく説明すると、基本的には福島県沖で水揚げされた魚介類のことで、親潮と黒潮がぶつかり合う海域に黒潮とともに北上してきた様々な魚が、親潮で発生したプランクトンを食べて繁殖するため、質のいい魚がたくさん獲れるのだ。

 

■プロからの評価も高い

そんな「常磐もの」。築地の水産関係者99パーセントが美味しいと回答したそうだが、実際に編集部が福島県産の食材を取り扱ったことがある料理人231名にアンケートを取っても、7割以上が「非常に良い」、「良い」と回答。

また、その他にも「昔から常磐ものは定評がある」、「とても品質が良い」、「関東と東北の良さを併せ持ち、豊富な種類がある」など、常磐ものに対する印象はほとんどの料理人から非常に良いことが判明。

 

■常磐ものを取り扱う鮮魚店へ

そんなプロからの評判も高い常磐もの、実際に取り扱っているお店の意見も聞きたい! ということでインタビューをしたのは、都内に複数店舗を持つオシャレな鮮魚店「sakana bacca」。

sakana baccaでは「ふくしま!海と大地の収穫祭」イベントに参加しており、28日まで常磐ものを数多く取り扱っているのだが、高級魚キアンコウやマゴチから大衆魚のカレイまで、その種類は非常に多い。

お店の方は「常磐ものの魅力はさまざまですが、まず挙げられるのが他の産地と比べて魚種が豊富なことですね。定番のヒラメやサワラを始め、ケムシカジカやドンコなど、スーパーに並ばない物までさまざま。

とくにヒラメ、ホッキ貝、メヒカリはいいですね。ヒラメは太っていて肉厚ですし、販売後すぐに売り切れるほど人気でした。ヒラメは太っていて肉厚ですし福島県産の醤油で漬けた刺身を使ったヒラメの二色丼は販売後すぐに売り切れるほど人気でしたのでぜひ食べてほしいです。

また、常磐ものを仕入れて販売できるのは、ひとつの産地でさまざまな魚種を販売できるため他店と差別化でき、首都圏の皆さんにも美味しい魚を伝えられて店側としても嬉しいです。美味しい魚を消費者に届けたいという産地の想いを、首都圏にも繋げていきたいですね」と話した。

■いわき市はスーパーもスゴかった

やはりプロの目から見ても常磐ものはスゴかったのか…と感動したが、そんなにスゴいなら現地ではどこまでスゴいのか、スゴさの究極まで突き詰めたい。そこでまず訪れたのは、いわき市をメインに出店する大人気のスーパーマーケット「マルト」。

まず売り場を見せていただいたのだが、話を聞く前に「ノドグロ100グラム88円」に衝撃。その他にもタイやヒラメ、カレイなど凄まじく豊富な魚種(しかも全部リーズナブルなお値段)で、魚好きはいわき市に即移住したいレベルであった。しかもここ、鮮魚店じゃなくてスーパーなんですけど…。

鮮魚担当の方いわく「常磐ものの魅力はやはり1年中豊富な魚種があり、そのどれも品質が高いことですね」とのこと。はい、鮮魚売り場見れば素人でもわかります。常磐ものもスゴいが、都内の高級デパートにも匹敵する、マルトの品揃えの豊富さも本当にスゴい。

 

■鮮魚店に話を聞く

次に訪れたのは、いわき市久之浜町にある商業施設「浜風きらら」内にある鮮魚店「お魚ひろば はま水」。

こちらも久之浜港で水揚げされた魚が豊富に陳列されていたのだが、はま水では久之浜港で水揚げされた魚を専門に取り扱っているだけあり、イシモチやカナガシラ、マトウダイなど都内ではほとんど見かけない魚が多数あった。

店主いわく「常磐もののいいところは、やはり魚種の豊富さですね。」と、sakana bacca、マルトに続いて豊富さをイチオシ。お店自慢の「手焼き真穴子蒲焼」はうなぎに負けない肉厚さの物で、こちらも珍しくとても美味しそうだったため、取材なのについつい買ってしまった。

 

■通販でも常磐ものを購入可能

そんなに魚種が豊富でいい魚ばかりでも、行くのが大変で買えないんですけど…という人もご安心を。いま、ショッピングサイト「ふくしま市場」では、30パーセントオフのセールを12月17日まで開催している。

いわき市を代表する魚であるメヒカリの干物など、県の販売業者選りすぐりの美味しい常磐ものをはじめとした食品が多数リーズナブルな価格で販売されているので、ぜひチェックしてみてほしい。

知れば知るほどその品質に納得する「常磐もの」、魚好きなら絶対に知っておこう。

(取材・文/Sirabee編集部 提供:発見!ふくしま)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2021年11月17日~2021年11月23日
対象:全国20代~60代の福島県産食材を利用したことのある飲食店経験者231名 (有効回答数)
福島県いわき市福島県特集常磐もの発見!ふくしま
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