劣等感を感じている人も…　約7割の人が嫉妬した経験のある相手とは

■子供の頃から嫉妬と劣等感

実家があまり裕福ではなかったという30代男性は「お金を持っていそうな人には、子供の頃から嫉妬の気持ちを抱いていました。同時に、劣等感みたいなものも感じていて…。親の収入で、進学先などの選択肢も変わってきますからね」と当時を振り返る。

大人になっても考え方が変わらないようで「就職して人並みに稼いでいる今でも、金持ちに対する嫉妬みたいなものが抜けきれていない気がします。子供の頃から抱いていた劣等感がなかなか取れないのでしょうね。もっと自分に自信を持てればいいのですが…」とも話していた。

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■お金より大切なものが

一方で20代女性は、「うちの家庭もそれほどお金はありませんが、家族の仲がいいので不満を抱くことはあまりなくて…。お金以外のところで満足させてくれているので、他人の金銭事情に対してあれこれ思うことがないのでしょうね」と話す。

お金の重要性は感じているようだが、「どんなに裕福でも、家庭環境が悪いパターンもあります。もちろんお金があったほうが、困ることは少ないでしょう。ただ、すべてを解決してくれるものではないので…」と語った。

わかっていても、ついないものねだりしてしまうのが人間なのだろう。

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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）