「サヨナラ安倍サン、アリガトウ」 2人の外国人が国葬会場に来た理由

安倍晋三元総理の国葬。数万人の一般献花者が訪れる中、記者はとある外国人カップルを見つけた。

2022/09/28 05:15


 

■オリンピックで見た光景

安倍元総理国葬

2人は2016年に開催されたブラジル・リオデジャネイロオリンピックで安倍元総理を初めて知ったという。

「閉会式で行われた東京オリンピックに向けてのセレモニーで、安倍さんはスーパーマリオになって登場しました。あの演出と人柄に感激して日本に大変興味を持ち、東京に来ました」とカルロスさん(右)。プラカードはメッセージを必死に翻訳し作成したと話す。


関連記事:日本中が注目した安倍元総理の国葬 「菅前総理による追悼の辞」に昭恵夫人は涙を拭った

 

■「最後に感謝の言葉を」

「日本での滞在は本当に素晴らしいものだった。あと少しでブラジルに帰らなければいけないけれど…」とアリエータさんは少し悲しそう。

ちなみに二人はスーパーマン、スーパーウーマンのトップス姿。アリエータさんはマラソン選手で、マラソン大会出場時にはスーパーウーマン風のタンクトップ、ショートパンツと決めており、自身に勇気を与える“勝負服”だという。

献花についてはシステムがわからず、仕方なく靖国神社に待機していた二人だが、「事件を知って本当にショックだった。でも最後にこの近くの場所で、感謝の言葉を伝えられてよかったと思います」と笑顔を見せてくれた。

・合わせて読みたい→カンニング竹山、国葬終了後にも残る“あの問題” 「やるべきとこはやるべき」

(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

安倍晋三元総理に関する書籍一覧【Amazon】

安倍晋三靖国神社日本武道館国葬
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング