コスプレ界のスターがガチ「麻雀プロ」に… ロリータ雀士・赤木クロの新たな挑戦

SNSフォロワー合計35万を超える人気コスプレイヤー・赤木クロが、「麻雀プロ」という新たな道を歩み始めている。彼女は令和の「アカギ」になることができるのか。直撃した。


 

■“デビュー戦”では辛酸も

赤木クロ

正規合格後、初試合となったのが今夏開催されたタイトル戦である「第四期 桜蕾戦(おうらいせん)」。29歳以下の女性プロだけがエントリーできる次世代スター発掘のための登竜門だ。


──初戦となった桜蕾戦。どんな心境で臨まれましたか。

赤木「初めてのタイトル戦は楽しみでした。

ですが、大会ならではの空気感、緊張感も初とありあまり良い結果は残せず予選敗退。本当に悔しい思いでした。同時に自分の未熟さを改めて痛感しましたね。まだまだ研究と練習を重ねていきます」

──プロになるのがゴールではなく、新たな挑戦のスタートですね。

赤木「はい! 将来、目指したいのはMリーガーになることと、『麻雀格闘倶楽部』や『麻雀ファイトガール』(ともにコナミ)へのプロ雀士としての参戦。出たいタイトルは麻雀最強戦です。コスプレイヤー、漫画家としての活動もありますが、自分のペースでじっくり麻雀の腕を高めていきたいと思います。

目指したいスタイルは、上手く立ち回りながら柔軟に攻める麻雀。リーチがきたらすぐ下りるのではなく、ぎりぎりまでどこまで攻められるか考え、強気な一打を選択したい。そんなスタイルです」


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■実体験を生かした新連載

じつは12月1日に発売となった『近代麻雀』1月号からは、自身初の連載漫画『こすぷろ!』が掲載されている。コスプレイヤーがプロ雀士になるという、実体験をベースに描かれる作品だ。

灘プロのようにいつまでもファンに寄り添う雀士になりたいという赤木は、「麻雀の楽しさを幅広い層に広めたいんです」と語る。コスネームの『赤木』という名字は人気麻雀漫画『アカギ~闇に降り立った天才~』(作・福本伸行)で描かれる伝説の雀士・赤木しげる好きが高じて命名したという経緯もある。令和のアカギが麻雀界に新たな“風”を吹かせる。

撮影協力:ベルバード新橋店(東京・港区)

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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