オリラジ中田、先輩たちの優しさに本音　「うれしかった、そして寂しかった」

8年ぶりに『しゃべくり007』に出演した中田敦彦がそのときの出来事を回顧。先輩たちに対し、複雑な心境を吐露した。

2023/03/03 18:00

お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が2日、自身の公式YouTubeチャンネル『中田敦彦のトーク−NAKATA ATSUHIKO TALKS』を更新。先月27日に放送された『しゃべくり007』（日本テレビ系）に出演した際に感じたことを語った。

2020年12月に吉本興業を退社し、現在はシンガポールに拠点を置く中田。自身のYouTubeチャンネル『中田敦彦のYouTube大学』の登録者数は3日時点で506万人となっており、人気を集めている。

そんな中田が先月、同番組の収録のために一時帰国。約8年ぶりの出演となる番組内では「中田の芸能界改革案」といった内容で、以前よりテレビなどの仕事をする際に不満に感じていたことをぶっちゃけた。

番組で「ワイプは必要か問題」などについて切り込んだ中田だったが、共演したしゃべくりメンバーは「皆優しかったね　ネプチューンさんも、福田さんも、上田さんも…とにかく優しくもてなしてくれた」と話す。

だが、これに対し「なんせテレビ行くたびにね…本当に複雑な気持ちになる。優しくされるから」「もっと厳しいと思うじゃん」と本音も吐露。

プレゼンテーションが“VTR見る番組の意味が分かんないんだよ！　テレビはこうなんだよ！”などと、いわゆる業界のタブーともいえる話題を地上波で切り込んだため、覚悟を決めていたとも。

「『がたがた言ってんじゃねーぞお前』『YouTubeなんか知らねーんだよ』みたいなことを言われんのかなーとかって…」「なってないんだよな皆。やたらと優しいからさ…」と、予想外のメンバーの反応に拍子抜けしたようだ。

周囲の反応に「逆にもっとギラギラしててくれよ！　って思うけどね。何優しくなっちゃってんですか。どうしちゃったんですか先輩方」と本音を漏らしつつ、中田は「だから俺、絶対優しくなんないでおこう…ていうかギラギラしていようと思った」と改めて我を貫き通すことを決意したようだ。

複雑な心境を明かした中田だったが、それでも、同番組の出演は「優しかったうれしかった、そして寂しかった。そんな『しゃべくり007』でした」と締めくくった。