新日本・高橋ヒロム、BOSJ「10連覇宣言」 “ライバル”のエル・デスペラードも存在感示す

きょう12日より開幕する『BEST OF THE SUPER Jr.30』の前日会見が11日に行われた。高橋ヒロムとエル・デスペラードが意気込みを語っている。

2023/05/12 13:45


 


 

■お客さんをビビらせるヤツ

さらに「Bブロックのフルメンバーを知ったのは、ついこの間の生放送? あの時に知ったぐらいなので、正直、興味もなかったのですが、唯一……唯一って言っていいのかな? その中でも2人だけ頭の中に残ったのは、自分がベルトを獲った時に防衛戦の相手として名前を挙げたフランシスコ順子(アキラ)と、あとはあれですね、ケビン。この間、アメリカでやった時にぶったまげましたよ。コイツはこのシリーズ中、一番日本中で初めて見たお客さんをビビらせるヤツだって。ケビン・ナイトは凄いです」

「ただ、技術は知らん。この3人、それだけだったんですけど、この間の両国で非常に気分の悪い番組がどうしょうもないカードを組んだくれたせいで、いまも非常に“ヤカラ”に絡まれまして(入場時にYOHがデスペラードに向けて、デスペラードのポーズをした挑発行為をした件)。この3人以外、正直興味ねーなと思ってた中で、前日にこれだけのアクションをしてくれた彼は非常にエンターテイナーだと、一気に俺は火が付きました。(会見場でYOHが大きな拍手をする)ありがとう。お前のおかげだよ。仙台、地元だっけ? 違う? 吠え面かかしてやるからな、テメェ。そんな感じです」

「今年の優勝者は残念ながら俺です……。プロレス評論家じゃないつもりでも、評論家になってるつもりのTwitterの君たち、ここにいる人だとは言いませんよ。放送を観てる人たち、なんのドラマも起きないよ。俺が優勝するから、残念でした」とデスペラードの口からも余裕が感じられた。


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■12日開幕戦

例年であればヒロムはデスペラードを、デスペラードはヒロムを語るのだが、今回両選手からお互いの名前を出さなかったことに、新日本ジュニアの歴史の速さを感じる。それだけの新世代がこの2人を追っているのだ。

もちろん久々のBOSJ出場となるKUSHIDAや、ヒロム、デスペラードと遺恨が深い石森太二も黙っていない。田口隆祐の存在も不気味だ。12日の開幕戦でデスペラードは金丸と、ヒロムはベイリーとそれぞれ対戦する。


 

 

■出場選手

▼Aブロック

高橋ヒロム(第25回、27回、28回、29回優勝/IWGPジュニアヘビー級王者)/田口隆祐(第19回優勝)/DOUKI/石森太二/SHO/TJP/ティタン/KUSHIDA(第22回、24回優勝)/リオ・ラッシュ(初出場)/マイク・ベイリー(初出場)

▼Bブロック

エル・デスペラード/マスター・ワト/YOH/金丸義信/BUSHI/クラーク・コナーズ/ロビー・イーグルス/フランシスコ・アキラ/ケビン・ナイト(初出場)/ダン・モロニー(初出場)

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■著者プロフィール
新日本プロレスSHOタイチ高橋ヒロムロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンJust 5 Guys金丸義信BUSHIDOUKIBEST OF THE SUPER Jr.30エル・デスペラード金剛AMAKUSAデスペラード葛西純鈴木軍TAKAみちのく鈴木みのる成田蓮ストロングスタイルフランシスコ順子ケビン・ナイトKUSHIDA石森太二田口隆祐TJPティタンリオ・ラッシュマイク・ベイリーマスター・ワトYOHクラーク・コナーズロビー・イーグルスフランシスコ・アキラダン・モロニーASH DA HEROBOSJ
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