手持ちの眼鏡フレームに後からレンズを入れたい… そんなときでも「便利なお店」がある

【鈴木貴博『得する経済学』】眼鏡をファッションアイテムとして使うケースがだんだん増えている。度をいれない伊達メガネが増えてきたとき、こんな活用も…。

2023/05/21 04:45


メガネ

「このフレームに標準のレンズを入れてもらうといくらになりますか?」「両目で税込7,700円です」

これ、結構安いと思うんです。全国チェーンのオンデーズという眼鏡屋さんなのですが、他のお店で買った眼鏡を持ち込んでもレンズをこのお値段で入れてくれます。その前に、なんで後からレンズを入れるのか、わたしの事情をお話ししたほうがいいですね。

大半の読者の方はわたしは眼鏡をかけているイメージをおもちだと思います。それもいつも同じではなく、シーンにあわせていろいろな眼鏡で登場します。

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■眼鏡で外出、でも7割は伊達メガネ

ですが実は、一年365日で数えるとその7割の日はコンタクトレンズに伊達メガネです。そして度の入った眼鏡をかけている日は一年を通じて3割ぐらいなのです。本当は毎日コンタクトがいいのですが、若干のハウスダストアレルギーがあって花粉症シーズン以外にもコンタクトが入らない日がそこそこあります。

それで文化人の仕事をしているときのイメージ統一の観点から、「常に眼鏡で」と置いています。常時使っている眼鏡は20個ぐらいあるのですが、そのような事情から伊達メガネの方が圧倒的に数が多いのです。


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■芸能人の伊達メガネはレンズなし?

その伊達メガネですが、普通の方の場合は度のないレンズが入っていると思います。眼鏡屋さんの店頭の眼鏡にはサンプルレンズが入っているのですが、これは実用レンズではないので伊達メガネでも必ず度のないレンズを一緒に購入するように勧められます。

でも実は芸能人の方って、そもそもレンズを外してフレームだけの状態で伊達メガネをかけている人が多いんです。テレビに共演した際にいろいろな人に訊いてみたのですが、いとうせいこうさんややくみつるさんもレンズのない眼鏡をかけているそうです。

理由はレンズがないほうが照明の映り込みがないため撮影に便利だということなのですが、これ、一般の方もインスタ映えを考えたら伊達メガネはレンズがないほうがいいですよね。よろしければ一度お試しください。


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■フレームだけ購入する楽しみ

さて眼鏡を買う際にレンズが別料金のお店ではこのような事情からフレームだけを買うことがわたしの場合は多いのです。あとビンテージの眼鏡フレームをヤフオクやメルカリでみつけた場合も、他人の度が入った眼鏡では使えないので入手次第レンズを外すことになります。

眼鏡はコツさえわかれば自分でレンズを外せます。プラスチックのフレームならあるポイントをうまく押せばレンズが外れますし、メタルフレームなら横のねじを緩めて外します。このあたり興味のある方はYouTubeで調べてみてください。ただあくまで自己責任で。

さてわたしの場合、花粉症が流行する3月から4月にかけて、毎年、コンタクトレンズが着用できなくなります。通常のハウスダストアレルギーよりもこのシーズンは症状がひどく、目が花粉でやられてしまって涙でコンタクトレンズが流れてしまうのです。


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■全部度を入れるとお金が…

それでこの時期はレギュラーの眼鏡フレームのうち、度が入ったものだけで回していくのですけれども、なんとなく手持ちが限られて、お洒落の幅が狭くなってしまいます。

そこで冒頭のシーンです。フレームしかない眼鏡に後から度の入ったレンズを入れてもらうのに便利なお店がいくつかあります。わたしがいつも使っているのはオンデーズというチェーン店で、ここではどの眼鏡店で買ったどんなブランドの眼鏡フレームでも比較的安価な値段でレンズを入れてくれます。

要するに私の特殊事情かもしれませんが、

①眼鏡が好きでフレームをたくさん持っていてファッションのように毎日変えている

②伊達メガネで利用することが多いので、多くの眼鏡にはレンズがはいっていない

③でも何らかの事情で追加でレンズが必要になる

というわけです。

たくさん眼鏡を持っている人は、最初から全部、度を入れて眼鏡を作ったら結構な出費になりますよね。ですから普段はフレームだけの伊達メガネで使いながら、たまにこうやってレンズを入れにいったほうが安くすむのだというお話しでした。


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■著者プロフィール

鈴木貴博

Sirabeeでは、戦略コンサルタントの鈴木貴博(すずきたかひろ)さんの連載コラム【得する経済学】を公開しています。街角で見かけるお得な商品が「なぜお得なのか?」を毎回経済理論で解説する連載です。

今週は、「必要な時だけメガネに度を入れる節約術」というエピソードをお届けしました。

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(文/鈴木貴博

鈴木貴博著『日本経済復活の書 2040年、世界一になる未来を予言する』【Amazon】

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