野球解説者・館山昌平、異例の「解説席でビール」が話題に… そこには深い理由が
スワローズの元エース・館山昌平氏が、球場で起きた“ビール売り子”との「奇跡の出会い」に感激。
元東京ヤクルトスワローズのエースで、現在は野球解説者の館山昌平氏が、ツイッターを更新。球場内を歩いていた“ビール売り子”が、元チームメイトの娘と知って驚嘆する様子がネット上で話題を呼んでいる。
■解説席でビール!?
4日、東京・神宮球場で行われたプロ野球交流戦「ヤクルト対楽天」のTV中継に臨むため球場入りしていた館山氏。
「野球場でビールを飲む、という夢を叶えました!」とコメントが添えられた動画には、解説席に座ったまま売り子からビールを購入する様子が映っており、館山氏は1000円札を大切そうに両手で握りしめている。
試合中継前にビールを飲むとは異例のことだが、これには深い事情があったようだ。
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■売り子の父は元チームメイト・花田投手
じつはこの売り子女性の父は、元ヤクルトスワローズのリリーフとして通算215試合に登板した花田真人氏。館山氏の3歳先輩で、花田氏が2009年に引退するまでの6年間、チームメイトとして投手陣を支えてきた間柄だった。
解説席の前を通った花田氏の娘さん側から挨拶をしたようで、感激した館山氏は「現役時代に大変お世話になった」「買うしかないでしょ!」と、ビールを購入してあげたのが事の経緯のようだ。
しかし、この日はただの観戦ではなく解説。本業に支障がでぬよう「一口だけ」とも説明を付け加えた上、丁寧にお金を渡す様子からは、尊敬する先輩へのリスペクトも感じられる。全方向に対して優しい…。
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■「こういうの良いな!」「懐かしい」の声
売り子がビール売上に応じたインセンティブが給与に加算されることを知ってか、「Mの紫タオルが目印ですよ!是非買ってください!」と、花田氏の娘さんの特徴まで説明し、ツイッター上で応援した館山氏。
ネットでは「実況席から売り子さんのビール買う人初めて見た!」「こういうの良いな!」「貴重な映像」と動画を見たファンからの反響が相次いでいる。
一方で「懐かしい…!」「マジで豪速球だった」と花田氏の投球を思い出す人も散見されており、スワローズファンにとっても嬉しい投稿になったようだ。