1位は電車の中で感じるアレ 「質量保存の法則」「フレミングの法則」を超えた最高認知度の「法則」とは?

『スージー鈴木のニッポンの民意』第12回は、世界にあまたある中で最高認知度の「法則」を発見します。「法則の法則」を発見するという大研究の発表です。最高認知度の「法則」とそれを生み出す「法則」とは?

2023/12/10 04:00



 

■堂々1位は…「おめでとう、ニュートン!」

法則

そしてついに1位! これはさすがです。約7割という水準で、2位以下を大きく引き離しました。順当な結果でしょう。そして開発した人も超有名。これより「マーフィーの法則」が上だろうと予測した自分のセンスのなさを恥じます。

1位:慣性の法則(68.5%)
「外力が働かなければ、物体は静止または等速運動を永遠に続けるという法則」。開発者はもちろん、イギリスの物理学者にして、天文学者・数学者でもあったアイザック・ニュートン(1642〜1727)。だから別名「ニュートンの運動の第1法則」といいます。未だに忘れられないのは、電車の急停車のとき、身体が前のめりになった瞬間、「慣性の法則、キターーー!」と体感する人が多いからではないでしょうか。あと何といっても「質量保存」同様、「慣性」という名前が、中身を端的に示していて分かりやすい。というわけで、堂々の1位です。おめでとう、ニュートン!

以上の結果を踏まえて、「法則の(認知度の)法則」をまとめます。

第1法則「法則の内容が、法則名に端的に示されていると認知度は上がる」
第2法則「法則の内容が、自分の身体で体感できると認知度は上がる」

ですが、強調したいのは、これです。第3法則「1位になるからオチに使えると思った調査項目は、決して1位ではない中途半端な結果となる」

ですが・ですが、このきな臭いご時世、いちばん強調したいのは、第4法則「やっぱり平和がいちばん」


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■執筆者プロフィール

スージー鈴木

Sirabeeでは、音楽評論家、ラジオDJのスージー鈴木(すーじーすずき)さんの連載コラム【スージー鈴木のニッポンの民意】を公開しています。


毎回マーケットリサーチを実施し、そこから浮き彫りになる「ニッポンの民意」を世に問いていく連載です。今回は「世の中にあまたある『法則の最高認知度』を大発見」に関する調査を掲載しました。

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(取材・文/スージー鈴木

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年09月30日〜2023年10月03日
対象:全国10代~60代男女974名(有効回答数)

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