広瀬アリス、災害時のデマ投稿に「人としてちゃんと軽蔑する」 毅然対応に称賛の嵐
元日に起こった能登半島地震に乗じ、X上でデマ投稿が相次いでいる。これに毅然とした態度を示す広瀬アリスに称賛が集まった。
女優の広瀬アリスが、1日よるに自身のX(旧・ツイッター)を更新。同日起きた能登半島地震に乗じたデマ投稿に毅然とした姿勢を示し、称賛を集めている。
■「人としてちゃんと軽蔑する」
広瀬はなんとか被災地の役に立とうという思いからか、災害関連の情報を多数リポスト。「今の私にできることは 情報を拡散させることしか出来ないから みんな一旦拡散してほしい! お願い!」と、その真意も表明していた。
しかし、X上では真偽不明な流言やデマ投稿も目立つことから、広瀬はのちに「こんな時にデマ流すヤツ、ヤツって扱いで良いよね?」と投稿。続けて、「人としてちゃんと軽蔑するから しっっかりブロックする。以上」と、不快感をあらわにした。
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■「よく言ってくれた」「ずっと応援します」と称賛
自身が必至に情報拡散に協力する中、デマを流すユーザーに対して毅然とした姿勢を見せた広瀬。
同ポストは瞬く間に話題となり、「よく言ってくれた 一般人が言っても響かないから」「広瀬アリス最高。ずっと応援します」「著名人がこういうこと言ってくれるのホントありがたい」「そういう輩っていつの時代もいるよね。ネットの概念すらなかった大正時代の関東大震災のときも」など、多くの賛同を集めることになった。
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■過去には災害時のデマで逮捕の事例も
近年、SNSでは災害時のデマ拡散が深刻な問題になっており、今回の地震発生後もXでは真偽不明の情報が数多く飛び交うことに。しかし、これらは刑事罰の対象にもなりえ、2016年の熊本地震では「動物園からライオンが逃げた」と偽の画像を投稿した男が偽計業務妨害容疑で逮捕されている。
また今回は、X収益化に伴うインプレッション狙いと見られる投稿も多発。トレンドには「インプ稼ぎ」「インプレゾンビ」といった関連ワードが入るなどしており、災害時のSNS利用の課題が浮き彫りとなっている。