自販機にある“3文字のボタン”、その機能が親切すぎた…　博多大吉も「知らなかった」

6日放送の『あさイチ』（NHK）で、近年の自動販売機に設置されている、ある「ボタン」を紹介。その機能に、MCの博多大吉らも驚き、X（旧・ツイッター）でも視聴者の話題となっている。

 

■カップ式自販機に設置

この日の番組では、さまざまな場所で見かけるボタンについて特集。電車内の緊急連絡用のボタンや、バスの緊急ブレーキボタン、横断歩道の青信号延長用ボタンなどをクイズ形式で取り上げた。

その中で、近年設置が進んでいる、コーヒーやスープなどの飲料のカップ式自動販売機に搭載されているあるボタンを紹介。ボタンの説明には「○○○の『有』『無』を選択して下さい　○○○ありボタン」と記されている。このボタンを押すことで、飲料にある「アレンジ」が加えられるという。

スタジオの出演者が「氷のある、なし」「シロップのある、なし」「（カップの）持ち手のあり、なし」などと答えるも、すべてはずれだった。

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■大吉も「知らなかった」

正解は「とろみ」の有無を選べるボタンで、6年ほど前から設置されている。

これは、嚥下（えんげ＝食べ物や飲み物を飲み込んで胃に送ること）の力が弱くなった高齢者などが、とろみのない飲み物を飲もうとすると、誤って気管に入ってしまう誤嚥（ごえん）が起こりやすくなることから、とろみをつけてゆっくり飲み込めるようにするための機能。

自販機の中に、医療機関などでも使用されているとろみ剤を入れる機能があり、ボタンを押すと、飲み物にとろみ剤が混ぜられてとろみのついた状態で出てくる。ホット、アイスどちらの飲み物にも使え、無味無臭のため味に変化はないという。

この親切な機能に、大吉らは「知らなかった」と驚いていた。

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■「助かる」「画期的」の声

Xでは、視聴者からも「とろみがつけられる自販機なんてできたの」「今は自販機にとろみありなしのボタンもついているものがあるんですね」「勉強になりました」と感心する声が。

とくに病院などで設置が進められており、「総合病院の自販機にとろみ自販機あったわ」「助かる。高齢の親に飲ませることができる」「初めて見たときは感動しました！」「画期的だと思った。しかもとろみの濃度が選べる」といったコメントもみられた。

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（文／Sirabee 編集部・しばたけろこ）