松浦勝人氏、30代で失った100億円 小室哲哉の約6億5000万円“肩代わり”した過去も

30代のときに、人を「信頼した」ことが発端となり、実質100億円を失った過去を振り返った松浦勝人氏。小室哲哉が抱えた6.5億円の弁済金を肩代わりしたことにも触れている。

2024/03/27 18:30


小室哲哉

エイベックス株式会社の代表取締役会長・松浦勝人氏が27日、公式X(旧・ツイッター)を更新。30代のときに100億円を失った過去や、音楽プロデューサー・小室哲哉の多額の弁済金を肩代わりしたことを振り返った。

【投稿】100億円を失った過去を振り返る



 

■「地元の後輩」を信頼するも…

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏が、違法賭博に関与して大谷選手の資金450万ドル(約6億8,000万円)を盗用した疑いが問題となる中、松浦氏は「僕は過去、50億円の大金を失った経験があります。なぜかというと、私が相手を過信していたからです」と投稿。

その相手とは「地元の後輩で、私たちの関係は非常に親密で、彼を信頼していました」と回顧した。


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■「実質100億円を失った計算」

松浦氏によると、エイベックス上場の際、その後輩が「大変だろうから全て管理するよ」と、松浦氏に代わってお金を管理することを申し出たことから、松浦氏はそれを信じて管理を任せたという。

「数年間は問題なく運営されていました。彼の不動産事業も順調に見えましたが、じつはその中に落とし穴がありました。彼が投資した案件が詐欺で、彼自身も騙されてしまったのです」と振り返る。

報告を受けた後も、「騙された本人を責める気にはなれず」と問題を追及しなかったが、これが原因で次々と実態のない案件が表面化。「結果的に50億円を失うことになりました。上場時には50億円の現金があったのに、結局はマイナス50億円の負債を抱えることになりました。つまり、実質100億円を失った計算です」と明かす。


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■小室の弁済金を肩代わり

37歳で巨額の負債を背負った松浦氏は、その後借金の返済に追われ、「完済したのは46歳か47歳のころです。その間、高い金利に悩まされました」と記した。

さらに、小室が著作権譲渡をめぐる5億円の詐欺罪に問われた際、松浦氏が被害弁済のための約6億5,000万円を「肩代わりする羽目になりました」とも触れる。

これらのことから、「突然お金が手に入ったときに、身近な信頼できる人に全てを任せがちですが、信じたのが自分自身である以上、その責任も自分にあることを忘れてはならないのです」とつづる。

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■「人の気持ちは人それぞれ」
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