思わず比べてしまい…　約3割の人が「成功者」に対して抱く負の感情とは

成功者を見て、うらやましい気持ちになる人も多いのかもしれない。しかしながら嫉妬の気持ちからか、成功者に対してイライラしてしまう人もいるようだ。

 

■約3割「成功者にイライラ」

Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女800名を対象に「他人への嫉妬」に関する意識調査を実施したところ、全体で27.0%の人が「成功者を見るとイライラした気持ちになる」と回答した。

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■若い世代に多く

性年代別で見ると、10〜30代の若い世代に多くなっている。やはり若い頃のほうが、他人と比べて嫉妬してしまうことが多いのだろうか。

また40代では、男女間で大きな差があるのも印象的といえるだろう。

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■同じレベルの相手に対して

同じ実力だと思っていた人の成功はイライラするという30代男性は、「同じくらいのレベルだと思っていた人が自分より成功していると、抜かされた気持ちになってしまいます。ただきっと同じレベルだと勝手に思っていただけで、最初から向こうに実力があったのかもしれませんが…。それでも、やはり悔しい気持ちになりますね」と自分の思いを述べた。

しかしレベルの違う人には嫉妬をしないようで、「大谷翔平選手のような遥かに遠くにいる成功者であれば、もはや嫉妬の気持ちを抱く対象にもなりませんけどね。そこまでいくとあまりにも現実離れしているレベルの人なので、うらやましいとさえ感じていないと思います」と続けた。

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■嫉妬を乗り越え成長

成功者に嫉妬した経験のあるネットユーザーからは、「嫉妬とはまた違うけれど、同じ界隈の成功者見たくないし影響されたくもない」や「同年代の成功者だから、嫉妬している説はマジである。がんばらねば」などの投稿が。

一方で、「人を嫉妬させる罪が創設されると、たいがいの著名人や成功者は犯罪者になる」や「嫉妬怒り悲しみそれを越えていって、人間として成長していくと思うよ」などある程度の嫉妬も必要との意見もあった。

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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
2024年3月5日～2024年3月7日 
調査対象：全国10代～60代の男女800名