オリックス比嘉幹貴ファンのチキチキジョニー石原祐美子、始球式登板に感涙 「いつも元気もらってるんで…」
オリックス・バファローズ比嘉幹貴の大ファンとして知られるチキチキジョニーの石原祐美子が京セラドーム大阪の始球式に登場。超満員となった場内からは大きな拍手が送られた。
松竹芸能所属のお笑いコンビ、チキチキジョニーの石原祐美子が30日に京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ対福岡ソフトバンクホークス2回戦の試合前、特別始球式に登板した。
石原はオリックスのベテラン比嘉幹貴の大ファンとして知られており、テレビ朝日系人気バラエティ番組『アメトーーク!』にもオリックス・バファローズ芸人にも事務所の先輩であるお笑いコンビますだおかだの岡田圭右、吉本興業の東野幸治、たむらけんじ、アイドルグループなにわ男子の藤原丈一郎らとともに出演している。
■声を詰まらせながら…
今回も比嘉のユニホームを着用してマウンドに上がった石原は、相方の岩見真利が見守る中、キャッチャーの福永奨のミットを目掛けて山なりのノーバウンド投球を披露すると、バッターボックスに立った渡部遼人が空振り。この日も超満員となった場内からは大きな拍手が送られた。
その後、インタビュールームに現れた石原は涙を浮かべながら「去年やらしていただいたときも、頑張ろうと思って、2ヶ月ずっと夜の公園とかで練習して、草野球できる知り合いの方に付き合ってもらってて、去年行けると思ったんですけど、 全然ダメで悔しくて。実はもう次は2度とないかもしらへん(と思った)」の述べる。
「けど、そっからずっと練習を1年間続けてて。相方もずっと付き合ってくれて。今年はもう絶対届かせたいなと思って。オリックスさんにいつも元気もらってるんで…」と話すうちにどんどん気持ちが高まり声を詰まらせていた。
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■プロの凄さを実感
フォームに関しては「本当は比嘉幹貴投手のもサイドスロー投げたかったんですけど、もうそんなこと言ってたら全然、やっぱすごいピッチャーのすごさがめちゃくちゃわかります」と話す。
「自分でやってみて、あのファウルいっぱい打たれたらどんだけ嫌だとか、こんなに肩痛くなるんやとか、投げ方が素人やからですけど、あんな遠くにコントロール良く投げ込めるのはもう人間技じゃないなとか、いろんな気づきがいっぱいありました」とマウンドに上がってみて改めてプロの凄さを実感したようだ。
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■ファンとチームの絆
今年のオリックスについては「いいときも悪いときもあると思うんです。私はファンになって7年目で、最初は野球を見ることが楽しくて、なんか勝ってないことに気づいてないとこから始まったんで。勝てなくても元気もらえるんですよ。現地で見たら負けてても元気もらえるし。でも勝ってくれたらさらに勇気ももらえるんで、今まで通りですかね。タオルと声。今は声も出せるんで、声も出さしてもらって、拍手と」とコメント。
続けて「もうそれが、なんか去年(日本シリーズで)負けちゃったんですけど、なんか応援がすごい届いてるよっていうのを選手の方がいろんなSNSとかインタビューとかで言ってくださったんで、 なんかファンとチームの絆が去年の日本シリーズでなんかさらになんか強くなった気がしたので、だから今年はもっとそれを受けて強く応援しようと思います」と昨年の日本シリーズで阪神タイガースに敗れたことにより、ファンの絆が深まったと感じたという。
今年もスタンドで比嘉の応援タオルを手に声を枯らしながら応援する石原の姿が見られるはずだ。
チキチキジョニーは2011年にフジテレビ系『THE MANZAI 2011』で決勝に進出してから知名度が広がり、現在も精力的にコンビで活動中。大相撲のファンとしても知られている。
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(取材・文・写真/Sirabee 編集部・Sirabeeスポーツ取材班)