Xiaomiの新製品、ぱっと見「一眼カメラ」に見えるが…  意外すぎる“正体”は衝撃が走るレベル

Xiaomiの「新製品発表会」で発表された最新スマートフォンがやばすぎる。これ一眼カメラいらないかも…。

2024/05/09 19:30


9日、東京・大手町にて中国の家電メーカー・Xiaomi(シャオミ)による「Xiaomi 新製品発表会(2024上期)」が開催された。同社の定番製品とされるスマートフォンのほか、 IoT家電などの新製品の情報が発表された。


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▪️魅力的な新製品が続々登場

はじめに発表されたのが、人気シリーズ「Redmi Note」の最新機種にあたる「Redmi Note 13 Pro 5G」であった。

光学式手ブレ補正対応の2億画素高精細メインカメラや大画面ディスプレイといった、ハイエンドクラスの機能を搭載しつつ、ミドルレンジの価格帯に落とし込んでいるのがポイント。

そして、同シリーズからは初となるIPX8・IP6Xの防水防塵性能に対応した機種「Redmi Note 13 Pro+ 5G」(8GB/256GB 59,800円、12GB/512GB 74,800円)も登場する。こちらもカメラやディスプレイは高性能で、プロセッサや急速充電などいくつかのスペックがグレードアップしている。

ほかにも、大画面12.4インチの高精細3K解像度のディスプレイを搭載した最上位モデルのタブレット「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4(8GB/256GB 69,800円、12GB/512GB 84,800円)、超大型86インチのフルスクリーンディスプレイ搭載のチューナーレススマートテレビ「Xiaomi TV Max 86”」(199,900円)の情報も解禁され、会場は盛り上がりを見せていた。


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▪️これはカメラ…ではなく

魅力的な製品がいくつか発表される中、特に会場をざわつかせたのが、フラグシップスマートフォン『Xiaomi 14 Ultra』(199,900円)だ。

持ち手や大きなレンズがある独特のビジュアルはまるで一眼カメラのようだが、これはれっきとしたスマートフォン。「至高の撮影体験を」をコンセプトに、100年以上の歴史を持つ老舗カメラメーカー・ライカ社と共同開発したという。

同製品ははライカ社の「LEICA VARIO-SUMMILUX 光学レンズ」を採用しており、スマートフォンのカメラでありながら優れた色再現、コントラスト、解像度を実現することが可能。

1インチセンサーを使用した約23mmの広角レンズ、そして約75mmフローティング望遠レンズ、約120mmペリスコープレンズ、FOV122°の超広角レンズがセットになった「クアッドカメラシステム」により、約12mm~240m(0.5X/1X/2X/3.2X/5X/10X)の広域撮影をカバー可能。

実際に、広角から望遠にして撮影してみた写真がこちら。同じ位置で撮影したとは思えない…。

基本的な機能が高水準なのは言わずもがなであり、特に来場者が釘付けになっていたのは「Xiaomi 14 Ultra Photography Kit」(22,000円)の存在だ。

Xiaomi

本体にキットを組み合わせることで、一眼レフカメラのような見た目、撮影が可能になる。さらに1,500mAhバッテリーを内蔵しているためより安定して撮影することができ、ズームレバー・録画ボタン・ダイヤルによる直感的な撮影も可能に。

カメラリングの変更によって、光量を減らす「NDフィルター」を外付けすることができる。これもうガチのカメラだろ…。


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▪️プロが使ってみたら…

イベントには写真家の・嶋本丈士氏も登壇し、「Xiaomi 14 Ultra」で撮影した写真を紹介。同時に「第一印象はスマホというよりカメラだなって印象でしたね。周りの人も『これスマホなの? カメラじゃないの?』って反応でした(笑)」と同製品ならではのエピソードも。

また、「(一眼レフでは撮影しづらい)独特なアングルで撮影できるのも、スマホならではだなと」「これはポケットに入るし、手ぶらで街に出られる。プロでも安心感がありましたね」と太鼓判を押していた。

実際に記者も同製品で数枚撮影してみたが、雑に撮っても明らかにいつもより綺麗で味があって様になるのは驚いた。昨今のスマートフォンは、どの機種でもある程度は綺麗な写真が撮れる…というのが常識だが、「Xiaomi 14 Ultra」の登場でさらに次の次元へとステップアップするかもしれない。


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■執筆者プロフィール

木根大心:『Sirabee』編集部記者。

インタビューや商品レビューをメインに執筆。日々のグルメレビューによって必要以上のカロリーを摂取してしまうが、自身の基礎代謝を信じすぎているがあまり年々丸くなっているのが悩み。

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(取材・文/Sirabee 編集部・木根 大心

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