火山の神様も笑顔に!キラウェア火山がニコニコマークになった瞬間
1983年からずっと噴火し続けている激おこな火山ことハワイのキラウェア火山。
そんな火山に宿る神様にも機嫌の良い日もあるようで、そんなときは火口のマグマも思わずニッコリ笑顔になってしまうようだ。
■ヘリツアー中に上空から撮影
1983年に始まった噴火以来、33年間ずっと活動し続けているキラウェア火山は「世界一活動的な火山」と呼ばれている一方、爆発的な噴火をしないことから「世界一安全な火山」とも言われる。
この日もキラウェア周辺のヘリツアーを運営する「パラダイス・ヘリコプターズ」のミック・カルバーさんが上空から撮影していたところ、目の前には世にも稀な光景が。
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■ゴキゲンそうな笑顔
上空から火口内部をのぞき見ると、アツアツのマグマが奇跡的にもスマイリー(ニコニコマーク)のような形を描いている。しかもちょっとタレ目がちで、人の良さそうな笑顔である。
火山の噴火とは古来より「神々の怒り」に喩えられてきたものだが、この表情には撮影クルーも思わずニッコリ。火山の神様にも何か機嫌の良くなるような出来事があったのだろうか。
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■かなりレアなケース
30年以上噴火し続けていても、これほどハッキリとした形を描くことは稀だという。しかもマグマはすぐに形を変えてしまうため、このシーンをリアルタイムで見られた人は相当ラッキーだろう。
火山の噴火は自然の恐ろしい一面だが、この日のキラウェアにいた人たちはちょっとほっこりしたんじゃないだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)