昔は誰も持ってなかったのに… スマホがないと生きていけない人たち
一度便利さを知ってしまうと、なかなか戻れないものも事実だろう。
スマホは日常に、すっかりと溶け込んでいる。そんな大切なものを取り上げられたら、人々はどんな気持ちになるのだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代スマホユーザーの男女914名を対象に調査を実施。「スマホがないと生きていけないと思うほうだ」と答えた人は、全体で31.7%。スマホユーザーの3人に1人が、なくては生きられないと思うほどに依存しているのだ。
■デジタルネイティブ世代では
性年代別では、男女共に年代が低くなるほど多くなっている。
デジタルネイティブと呼ばれる世代ほど、スマホへの依存度が高くなるのだろう。
「1日で、スマホを見ていない時間のほうが短いのじゃないかな? 食事のときも触っている。家のトイレでもスマホがないと、落ち着いてできないくらい。それほど人生を共にしているスマホがなくなったら、どう過ごしていいかわからなくなると思う」(20代・女性)
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■女性がスマホを手放せない理由
40代までは、男性よりも女性の割合が高いのも印象深い結果だ。女性は、他者との共感を重要視する人が多い。スマホがあれば、簡単に人と繋がれるのが魅力なのだろう。
「スマホがあれば、誰かと繋がっていられるから安心する。LINEで仲のいい人たちとやり取りするのもそうだけど、SNSだけの付き合いの人とのやり取りも重要だし」(30代・女性)
また非常時の確認にも、スマホの存在は便利だという。
「震災などなにかあったときの安否確認は、スマホがあるおかげでスムーズになった。『Twitterを更新しているから、元気だな』とか、こちらから電話しなくてもわかるから」(40代・女性)
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■昔はなかったのだから
一方で、スマホがなくても生きていけると答えた人からは、心配の声も上がる。
「スマホがなくなったら、寂しいとは思う。だけど昔はなくても生きてきたのだから、その頃に戻ればいいだけ。スマホがないと生きていけないなんて言っていたら、非常事態に対応できない人になってしまう」(40代・男性)
一度便利さを知ってしまうと、なかなか戻れないものも事実だろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代スマホユーザーの男女914名(有効回答数)