「本当の友達」が0人…孤独を感じる大人の特徴が明らかに
「あなたには、本当の友達はいますか?」
こう聞かれて、素直に「はい」と答えられる人は何人いるのだろうか?
しらべぇ編集部では「本当の友達は0人だと思っている人」がいるのかを知るべく、アンケート調査を実施。友達の定義は、いったいどのようなものなのかと、深く考えさせられる結果になった。
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■女性よりも男性の方が孤独を感じている
調査の結果、「本当の友達が0人だ」と答えた人はおよそ3割。約3人に1人はまったく友達がいないか、あるいは付き合いがあっても心の底から信頼しあっている関係ではないらしい。
男女別で見ると、女性よりも男性のほうが友達がいないと感じている人が多いようだ。
女性はよく「おしゃべりだ」と言われるが、おしゃべりの中から自然と人間関係を構築しているのかもしれない。男女年代別で見ても、すべての年代で女性より男性のほうが友達がいないと思っている割合が高いとわかる。
とくに40代、50代の男性で割合が高くなっているのが印象的だ。この年代は会社である程度のポジションがあり、周囲にたくさんの人がいるはずだが…。
仕事を通しての付き合いでは友達と呼べる関係を築くのは難しく、孤独を感じているのだとすれば悲しい話だ。
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■草食系は恋人どころか友達を作るのも困難…?
最後に傾向別の特徴を見ると、納得のいく結果だった。
コミュニケーション力が高いと思っている人は、当然ながら友達作りもうまいようだ。一方、草食系な性格の人は、4割以上も友達が0人だと思っている。
草食系であれば、自分から積極的に人と絡むことも少なそう。人々の草食化が進むと結婚率が下がるだけでなく、友達さえできない割合が増えるようだ。
心から信頼の置ける友達を作るのは、簡単ではない。自分には友達がいないと深く悩んでいる人は、世の中の3人に1人は本当の友達がいないと思えば、少しは気持ちが楽になるのではないだろうか。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年1月22日~2016年1月25日
対象:全国20代~60代の男女1,340名