【出口博之のロック特撮】就活生必見!防衛隊エントリーの心得(未経験OK、第二新卒可)

2014/11/10 11:30

こんにちは、白ポロ+眼鏡でおなじみのMONOBRIGHT、ベースの出口です。

本年度の文部科学省の調査によると、昨今の景気回復傾向により、今春卒業した大学生の就職率が4年連続で上向きの改善であることを発表しました。

ですが、単純に就職先が増えたから楽に就職できる、という事ではありません。実力だけでなく、それを越える「アツい気持ち」を持っていなければ通る事の出来ない狭き門、それが「就職」だと思います。とはいえ、「自分に何が出来るかわからない」「やりたい事が見つからない」「とにかく誰かの役に立つ仕事がしたい」、そう思われている方は、まずは防衛チームにエントリーしてみましょう。

今回のコラムは、就活や転職を控えている読者諸兄姉のお役に立てれば幸いです。刮目せよ!!

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■中途採用有、性別、経験、学歴不問の職場

1966年に放映されたウルトラマンから現在も続く「ウルトラシリーズ」には組織化された怪獣退治の専門家、言い換えれば「怪獣、宇宙人の脅威から人類を守るお仕事」が存在します。大切な誰かを守る、ひいては地球全体の未来を守る、そんな方々のお仕事です。

とても敷居の高い職場に感じますが、実はかなり「現場主義」の職場なのです。功績が認められれば、学歴や職歴、性別は問いません。しかし、年齢だけは「体力勝負」な部分もあるので、ある程度の若さは必要になります。

それを証明しているのが、昭和平成各テレビシリーズの第1話及び、第2話です。

シリーズ毎に設定が変わるので全てではありませんが、概ね「ごく普通の一般市民が事件事故(怪獣出現など)に遭遇したのち、防衛チームに入隊する」という流れが描かれています。「一般市民と言っても、前の職業から特殊な人だったから入隊出来たんじゃないの?」とお思いの方もいらっしゃると思いますが、驚くくらいに「一般市民」なのです。

昭和から平成にかけてテレビ放映されたウルトラマンシリーズの第1話及び、第2話時点での「防衛チーム入隊前の職業」をまとめました。

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■気持ちが強ければ、誰でも入隊できる?

レーサー、パン屋の運転手、看護師、先生、中には職歴がない人も防衛チームに中途採用されています。一切の経歴が問われないのが、おわかり頂けたかと思います。

中途採用の決め手となるのは「怪獣出現による事件事故」に遭遇した際の行動です現場主義の防衛チームは、一般市民でも防衛チームと変わらない気持ちで「誰かを守る」人を採用します。

例えば、「帰ってきたウルトラマン」で防衛チームに入隊(中途採用)するレーサーは、街に怪獣が現れ破壊されたビルのガレキから、身を挺して少年と子犬を救った行動が、防衛チームに高く評価されて入隊します。

あなたがもし、このような状況に遭遇した場合、決して慌ててはいけません。我先にと他人を押しのけて逃げてしまっては、防衛チームに入る事はできないのです。誰かを守るため危険を承知で助けに向かう勇気、職歴や経歴よりも、この勇気が中途採用に一番必要なポイントなのです。

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■自己PRは最大の武器

ここまでは転職希望者向けのポイントでしたが、新卒採用を狙うにはどうしたら良いのでしょうか。全シリーズの中で「防衛チームの募集要項」が語られる場面が幾つか見受けられます。

特に具体的に語られるのが「ウルトラマンメビウス」内で、「16歳以上であれば、誰でも防衛チームの適正試験を受けられる」と明言しています。中学を卒業したら必ず試験を受けておきましょう。この先の受験や就職にも必ず役に立ちます。

適正試験を受けると、自分の得手不得手が見えてくると思います。恐らく、こんなグラフが出てくると思います。

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ここで重要なのは、「低いポイントの底上げ」ではありません。「得意なポイントを極限まで高める」、この一点のみを考えましょう。先程のグラフが…

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かなり極端ですが、こうなる様に努力しましょう。だからと言って、あまり体力ばかり伸ばして「体力バカ」にならない様に少しは知力も伸ばしましょうね。

防衛チームは各分野のスペシャリストが揃う集団です。前述の中途採用組は「他人の為に奔走できるスペシャリスト」という事になります。

防衛チームは「怪獣退治の専門家」ですので、普段の生活ではあまり役に立たない「怪獣に特化した知識」も立派なあなたの武器です。乗り物の運転技術も、迅速且つ安全に現場に急行する為には無くてはならない技術です。新卒作用を狙うのであれば、事前に自分の武器に磨きをかける事が重要です。そして、心の底から湧き出るやる気、すなわち「アツい気持ち」だけは絶やさない様、常にモチベーションを高めましょう。

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■入隊からがスタート地点

これまでの努力が実り、晴れて入隊が決まったあなたは制服に袖を通す事になりますが、ここがゴールではありません。いつ得体の知れない脅威が襲って来るか、常にパトロールとトレーニング、怪獣の弱点や出現場所などの研究の日々を送ります。誰にも褒められないかも知れませんし、こちらの辛い状況が見えない一般市民の方には「ちゃんと防衛しろ!」と叱責も受けるかも知れません。しかし、あなたの日々の努力と頑張りは、確実に大切な人の未来を守っています。

何かを始めるよりも続ける事の方が難しいですが、だからこそ「やりがいがある」のです。

いかがだったでしょうか?

防衛チーム入隊への道は、他の事にも置き換える事ができます。読者諸兄姉の皆様は、子供の頃になりたかった職業はなんでしょうか?その頃に思い描いていたものとは違うけれど、大切な家族を守るため、やりがいと充実感のあるお仕事に就かれていらっしゃる方も多いと思います。入隊(入学、入店、入社)時の「アツい気持ち」を忘れなければ、いつでも大切な人を守る事ができるのです。

(文/MONOBRIGHT・出口博之

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