九州・沖縄でも意外と雪には興味なし!?雪が降ると嬉しいのは29.0%!
2015/03/03 19:00
今年2月5日~2月11日の七日間にわたって開催された「さっぽろ雪まつり」には235万人もの人が訪れたという。北海道に限らず、降雪量の多い地域では雪に感謝するお祭りを開催することが珍しくない。一方、雪が降りにくい地域では雪が降ろうものならばその日のニュース番組の大半が雪の話題で占められる。
こうした状況を見ると、日本人は雪を好む国民であると思う人もいるかもしれない。だが、実際のところはそうでもないようだ。全国の20~60代男女1500名を対象に実施した以下のアンケートをご覧いただきたい。
【男女1500人】雪が降ると嬉しいですか?
はい:29.0%
いいえ:71.0%
このように、雪が降ると嬉しいと感じる人は29.0%にとどまり、3分の1以下ということがわかった。アンケート結果をさらに地域別に見てみると、雪がよく降る北海道では16.4%、めったに雪が降らない九州・沖縄では42.8%が「雪が降ると嬉しい」と回答している結果に。
毎年、北海道では雪による災害が発生したり、除雪作業に苦労することが少なくない。そのため、この地に住む人たちにとって降雪は嬉しいというよりも日常生活を脅かす存在として捉えられているのかもしれない。とはいえ、九州・沖縄でも雪が降って嬉しいと思う人は全体の半分以下。雪を好む人は全国的に多数派ではないようだ。
【地域別】雪が降ると嬉しいと思う人の割合
北海道:16.4%
九州・沖縄:42.8%
しかし、中には雪がとても好きで、それを待ち望んでいる人もいる。沖縄在住のSさん(22才・女性)は10代のころ、東京を訪れたときに一度だけ遭遇した雪の感動が忘れられないという。彼女はこの季節、雪が降り積もる夢を見ることも少なくないという。
夢占いによると、「雪が降り積もる夢」はコツコツと努力をし続けてきたことや、何かに対する想いがあればそれが一気に花開くことの前触れで、よりよい環境への変化を示すものだという。ちなみに、沖縄における唯一の降雪の記録は、1977年(昭和52年)2月17日に、久米島で観測されたもののみとなっている。果たして、Sさんの夢が叶う日はいつになるのだろうか。
(文/しらべぇ編集部・みんと)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年2月13日(金)~2015年2月16日(月)
対象:全国20代~60代の男女計1500名