あなたはシングル派・ダブル派?トイレットペーパーはどっちがお得なのか調査!
2015/11/11 06:30
©iStock/filmstroem
買い置きがないと困るトイレットペーパー。総務省では、災害に備えて1カ月分ほどのトイレットペーパーのストックをすすめています。
家族構成によって1ヶ月の使用量は異なりますが、女性のほうが消費量が多いため、家族にいる女性の数に合わせて備蓄量を調整すると良いでしょう。
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■シングル派? それともダブル派?
トイレットペーパーにはシングル巻きとダブル巻きがあり、シングルは一巻き60m、ダブルは30mが一般的な長さになります。
では、実際に売れているタイプはどちらのタイプなのでしょうか? ネットスーパーの比較ポータルサイト「NESPA」の協力を得て、売れているトイレットペーパーを調べてみました。
結果、ダブルが全体の55.7%を占め、やや人気のようです。さらにその内訳を見てみると…少数派にはなりますが、ダブルのほうが4ロール入りといったものまで需要があるのがわかります。
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■結局、シングルとダブルではどっちがお得なの?
全国家庭用薄紙工業組合連合会の調査によれば、一回の用足しで使うトイレットペーパーの平均的な使用量は、シングルの場合、小が89cm、大が177cm。ダブルの場合は、小が60cm、大が146cmという結果でした。
シングルが60m、ダブルは30mが一般的な長さで、同じメーカーのものであれば価格も同じであることがほとんどであることから計算すると、シングルがお得と言えそうです。
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■価格の推移は上がっている…
一般的な12ロール入りのもので比較してみると、やはりシングルもダブルも値段的にはそれほど変わらないようです。
また、2014年の12月からの価格変動を見ていくと、徐々に値段が上がってきているのがわかります。
トイレットペーパーの値上げのニュースを調べたところ、王子製紙、大王製紙、2015年1月に10%以上の値上げ、再生トイレットペーパーの大手丸富製紙は2015年2月から15%以上の値上げ。
日本製紙クレシアと王子ネピア大手2社が7月から10%以上の値上げ実施を目指したとのこと。これは、1月の値上げがほとんど浸透しなかったため、再度出荷価格の引き上げ要請したものです。
実際に価格の推移を見ると、7月頃から価格が10円程度上昇しています。生活に欠かせない消耗品の一つであるトイレットペーパーは、シングルロールを特売やスーパーのPB商品で購入するのが節約のコツと言えるかもしれません。
(文/しらべぇ編集部・丸山晴美 企画協力/NESPA)