出戻りの新井貴浩を許す広島県民は寛容?「広島弁は怖い」の声も

2016/04/21 21:00

(写真は公式サイトのスクリーンショット)
(写真は公式サイトのスクリーンショット)

広島カープの新井貴浩内野手の2000安打が目前に迫り、地元は盛り上がりを見せている。

今年で39歳を迎える同選手は、広島で8年プレーしたのち、FAで阪神に移籍。ライバルチームに入団したことについて憤る人が多く、一時は大ブーイングだったが、カープ復帰後は再びファンからの熱い声援を受けており、その大きさはチーム随一に。

なにかと「怖い」とイメージの広島だが、じつは「出戻り選手を許す度量の広さ」がある優しい県民性なのかもしれない。



 

■広島弁は怖いと思う?

広島に対し他県民が怖いイメージを抱く大きな理由は、その独特のイントネーションからくり出される方言だといわれる。ヤクザ映画『仁義なき戦い』で頻繁に使われていたこともあり、聞いただけで尻込みしてしまうとの声も。

そこで国民がどのように感じているのか確認すべく、しらべぇ編集部調査では、全国の男女に「広島弁は怖いと思うか」聞いてみた。

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結果、「怖い」と答えた人はわずか1割程度であることが判明。どうやら、「広島弁が怖い」という定説は都市伝説だったようだ。


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■会話をしたことがある人に聞いてみた

実際に広島県民と会話したことのある人に聞いてみると…

「コールセンターで働いていますが、広島弁は『じゃけ』とか『あの』とかよく使うイメージがあります。なんか、すべての人が野球解説者の達川光男さんみたいな喋り方で、怖いというよりは面白いです」(東京都・20代女性)

「私はクレーム処理を担当しているのですが、広島弁で矢継ぎ早にまくしたてられるとやっぱり怖いですし、普通に話していてもけんか腰に思えます。 個人的には関西弁や九州弁よりもキツく感じる」(大阪府・30代男性)

「広島出身の友だちがいて、方言丸だしですがとくに怖さは感じません。結局は言葉を発する人によるんじゃないですかね」(福岡県・20代男性)

どうやら広島弁はシチュエーションによっては怖いと感じることもあるが、普通に話しているぶんには野球解説者の達川光男氏のような愉快なトークに聞こえるようだ。

(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代の男女1352名(有効回答数)

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新井貴浩調査広島県広島弁
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