「ひとり外食」の4割が抵抗あり　2ちゃんねらーは孤独が好き？

以前は、寂しさや他人の目を気にして単独行動できない人がとても多かったように思える。

しかし、現在では「ひとり」を対象とした外食サービスを展開する店舗が多い。独身が増えている影響もあるだろう。

「ひとり○○」に否定的な意見はなくなりつつも、実際、どのくらいの人たちがひとり外食に抵抗を感じているのだろうか。しらべぇ編集部は全国の20～60代男女1,365名を対象に、夕食を例に調査を実施した。

 

■夕食をひとりで外食することに抵抗がある

「夕食をひとりで外食することに抵抗がある」と回答したのは全体の4割弱。

女性は半分近くがひとりで外食をするくらいなら惣菜を買って帰って食べたいようだ。

年代別に集計すると、年齢が高くなるにつれて抵抗がある率も増えてくる。人生経験を積むことと、ひとり外食に抵抗がなくなることは無関係なようだ。

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■2ちゃんねらーはひとり外食が好き？

調査のなかで大きな差が表れたのは、2ちゃんねらーかどうか。

2ちゃんねるへ書き込み経験者のうち、ひとり外食に抵抗がある人は25％。書き込み経験のない人と16ポイントも差が出ている。

ひとり外食の魅力は自分のペースで気をつかわず、リラックスして食事ができるところ。また、友人とのスケジュール調整や、食事中の会話もしなくてもすむ。

そんな利点に2ちゃんねらーとの相性がよさそうだ。食事が出てくるのを待つあいだに書き込んだりしているのだろうか。

しらべぇでも「ひとりしゃぶしゃぶ」を紹介するなど、ひとり向けサービスは広がっている。いままでためらっていた人も、ひとり外食デビューに挑戦してみると、思いがけない体験ができるかも。

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（取材・文／しらべぇ編集部・小河 貴洋）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年9月23日～2016年9月26日
対象：全国20代～60代の男女1365名（有効回答数）