のび〜るチーズが絶品　激ウマ欧風カレーが食べられる穴場スポットとは

カレー好きのあいだで、東京・神田地帯は「天国」と呼ばれている。

大正13年創業の老舗「共栄堂」や10種類以上のスパイスを煮込んだ「エチオピア」など、マニアにはたまらない有名店が密集しているからだ。

なかでも極上の欧風カレーを出す「ボンディ」はブラウンソースベースにカレーの素材を加えているため香り高く人気だ。

しかし人気店ゆえに混雑することもしばしば。本記事では、神田からは少し離れるが「ボンディ」の原点であり、欧風カレー発祥店として知られる穴場をご紹介しよう。

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■人気店の原点が東京・板橋に…

都営三田線の西台駅を降りて、徒歩5分。真っ赤な看板が目印のこちらの店名は「インディラ」。

「ボンディ」創業者の村田鉱一が、立ち上げ以前にこちらの厨房で働いていたという。

ランチのピークを過ぎた14時頃に入店すると運良く店内は空いていた。11時から21時まで通しで営業しているのがありがたい。

ビーフ・ポーク・チキン・野菜や、海鮮がたっぷり入ったボンゴレカレーもある。

記者はいちばん人気だという「ビーフカレー」（1,360円）にチーズ（160円）をトッピングしてオーダー。

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■まずはジャガイモ1個

「お通し」があるのもこの店流。ほどよく蒸されたアツアツのジャガイモが、一欠片のバターと共にやってくる。

新鮮で皮ごと食べられるジャガイモのあとは、お待ちかねのビーフカレーが登場。見よ！　このフォトジェニックさを…。

トロトロのチーズが今にも器から溢れ出しそう。

ライスだって負けてない。カリカリ梅とチーズがかかっており、そのまま食べても美味しそうだ。

ジャポニカ米は、パールのように綺麗な乳白色だ。

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■いざ実食

さっそく記者も大きなスプーンでルーをすくう。

うわぁぁ…！　チーズがビヨ〜ンと美しく伸びて切れない。

嬉しい悲鳴をあげながらも、やっとの思いでかけきる。キラキラとルーとチーズの表面が輝き、なんかもう…。

大きくカットされた肉は、じっくりと煮込まれており絶妙な歯ごたえだ。

チーズの旨み、欧風カレー特有のトロみとクリーミーさが加わり奥深い味わいを演出している。

福神漬とらっきょもテーブルのうえに置いているため、温まった口内をじんわりと冷ますことができる。

ボリューミーだが、美味しさのあまり女性記者ひとりでもぺろりと平らげることができた。やや高めの金額設定だが、臆することなく注文してほしい。

【インディラ】
住所：東京都板橋区高島平1-74-10
営業時間：11時〜21時（火曜日定休）

（文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）