ナルシストは他人の見た目や学歴にも厳しい?いじめとの関連も
自分が大好きで自己愛の強い人、日本では発音の問題から「ナルシスト」という言葉が一般的だが、ギリシャ神話の美少年ナルキッソスにちなむ言葉で、正確には「ナルシシズム」という。
ソーシャルメディアにあふれる自撮りやリア充投稿を見ると、世はナルシストの花盛りのようにも思えるが、彼・彼女らにはどのような特徴があるのだろうか?
しらべぇ編集部が、全国20〜60代の男女1,365名に調査してみたところ…
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①ナルシストは他人の容姿にも厳しい
ナルシストを自覚している人は、「自分は面食いだ」と思う割合が圧倒的に高く、8割に迫った。自分に自信があるせいか、他人の見た目についても厳しいボーダーラインを持っているようだ。
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②学歴主義の傾向も強い
中卒の両親が娘とともに難関中学受験をめざすTBSドラマ『下克上受験』ではないが、学歴で判断されてしまうことも少なくない世の中。
中でも、ナルシストたちは、他人を学歴で判断する傾向がかなり高いことがわかる。学歴主義者が4割を超え、ナルシストでない人とは25ポイント以上の差だ。
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③いじめっ子率も高い
自己愛の強い人たちは、他人への目が厳しいだけでなく、行動でもそうした傾向があるようだ。いじめをしたことがある割合は、ナルシスト以外では2割だが、ナルシストでは5割に迫る。
こうして見ると、ナルシストを自覚している人は、己の自己愛に振り回され、生きづらい毎日を送っているようにも感じられる。とはいえ、総じてあまり友達になりたくない人種と言ってよさそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・盛山盛夫)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)