スキルよりマナー!先輩が新社会人にアドバイスしたいことランキング

2017/04/06 08:00

(TAGSTOCK1/iStock/Thinkstock)
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新年度がスタートし、初々しい若者たちが社会人の仲間入りをした。公益財団法人・日本生産性本部は平成29年度の新入社員のタイプを「キャラクター捕獲ゲーム型」 と発表。

『キャラクター(就職先)は数多くあり、比較的容易に捕獲(内定)できた一方で、レアキャラ(優良企業)を捕まえるのは難しい。はじめは熱中して取り組むが、飽きやすい傾向(早期離職)もある』と分析している。

そんな彼らを、人生の先輩たちはどのように感じているのだろうか。

しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,344名を対象に、新社会人に伝えたいアドバイスについて調査を実施した。



 

■人生の先輩がアドバイスしたい「社会人として生きるため必要なこと」

代表的なアドバイス27種類のなかから、複数回答で選んでもらったところ、「新社会人にアドバイスしたいこと」の第1位は「挨拶をきちんと」(42.7%)だった。

挨拶のできない人と一緒に仕事したくないと思う先輩は多く、小さな積み重ねが重要である。

第2位は「時間厳守」(37.0%)。とくに女性が多く選んでいる。だらしない印象と結びついてしまうのはもったいない。

信頼の獲得は社会人にとって大事なこと。最低限のルールとマナーは身につけてほしいと先輩は考えているようだ。

第3位は「責任感を持って」(35.8%)。プロセスだけでなく、結果に対して責任を持つことを意識してほしいとも考えているようだ。

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■高所得者がアドバイスしたいのは「身だしなみ」と「教養」

また、年収1千万以上の人にアドバイスしたいことを聞くと、全体集計では上位に現れなかった助言が目立つ。

第2位には「身だしなみを整えて」。学生気分のままの髪型など、上司として見苦しいと思うことも多いのだろう。

同率第6位には「本を読む習慣を身につけて」と「新聞を読んで」がランクインした。社会常識を身につけ、世論を把握するために情報収集に努めるべきと考えているようだ。


「挨拶をきちんと」「時間厳守」などが目立つ一方で、英語や資格、文章力を身につけてほしいとの声は少ない。

ビジネススキルを身につけるよりも、基本的なマナーを覚えることが新社会人にとって大事だと考える先輩が目立った。

新社会人には、先輩からのアドバイスをぜひ参考にして、早く自立した存在として認められるようがんばってもらいたい。

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(文/しらべぇ編集部・小河 貴洋 出典/公益財団法人 日本生産性本部)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国20代~60代の男女1,344名(有効回答数)

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