【コラム】転勤族が教える!10倍差がつく賃貸物件探しの裏ワザ・リアル編

2014/08/14 07:00

sirabee201408140700

前回、賃貸物件を探すうえでの裏ワザを、“ネット上での探し方”に絞り、転勤族の方々の声をもとにご紹介しました。後編にあたる今回は、空中戦(=ネット)に対する地上戦です。実際に住みたいエリアや不動産屋さんに足を運んだときに、私たちがどう振る舞うべきか? 希望物件に巡り会える、差がつく裏ワザをご紹介します。


 

■裏ワザ1:駅を降りたら、住みたい街のマンションをメモる!ググる!

「気になる物件の名前がわかると、一気に知ることのできる情報は増えますよね。住みたい駅周辺を軽く歩いて、パッと見て気になる物件があったらメモってそのままググってみてください。ネットを見ていたときには目にもとめなかった物件の情報に巡り会えます。リアルとネットの融合です。現実で見たものが多角的に見えてくる、オススメの作戦です」(28才・サービス業)

関連記事:【コラム】転勤族が教える!10倍差がつく賃貸物件探しの裏ワザ・ネット編

 

■裏ワザ2:不動産屋に入るなら、店長を呼んで!

「不動産屋さんに足を運ぶときには、必ずそのお店のホームページを確認し(最近はほどんどあります)、店長を指名して自分に付いてもらったほうがいいです。これから自分が1~2年住む予定の部屋決めを、入社したての新人やこのエリアに配属されたばかりの社員に任せるわけにはいきませんから。もちろん優秀な新人さんもいる前提ですけど。ただ、土地勘がよいのはもちろん、家賃交渉を含めても店長さんについてもらうのがイチバンです」(33才・金融)

関連記事:事故物件に気にせず住めますか?と調査してみた 住める人はかなり少なかった…

 

■裏ワザ3:堂々と他の不動産屋で見た物件を見せろ!

「ダメな不動産屋さんは、自分の希望条件からあきらかに劣る、こちらがまったく興味の無い物件を提案してきます。少し妥協した物件でも納得して契約してくれるかもしれない、と考えての行動でしょうが、余計なお世話ですよね。こちらは時間がない中で来店しているのだから、興味のない物件を印刷される時間すら不要なのです。そこで、他の不動産屋さんで見せてもらったなかで今のところ最高の物件資料を出して、『これよりも良いものだけ出してください、時間ないんです』と伝えてしまいましょう。これで無駄な動きはなくなります」(36才・サービス業)

関連記事:家賃が高いのに災害に弱すぎ!いざというときにヤバいコスパ悪い街ワースト3(東京編)

 

■裏ワザ4:内見では、気づいた物件の欠点を口に出そう

「内見のときに、『誰かがデメリットに感じてそうだな』と思った箇所を積極的に口に出すんですよ。別に自分が気にしていないものでもいいんです。たとえば、僕の住みたいアパートの近くにお墓があったとするじゃないですか。それなら、内見のときに『お墓が近いのはちょっと…』『お墓の近くなのにこの家賃なんですね』と、さもデメリットに感じているようにつぶやきましょう。いざ契約という時に、さきほど口にしたデメリット作戦が効いてきます。きっと、あちら側が申し訳なく思うのか、家賃を少し下げてくれたことがありました」(33才・金融)

関連記事:団地住まい経験者に「団地あるある」を大調査!懐中電灯が携帯代わりだった!?

■まとめ

後編では、実際に希望物件近くに足を運んだ場合の探し方をご紹介しました。ポイントは2つ。1つは、「リアルでもネットを活用する」、2つめは「不動産屋さんでは毅然とした態度をとること」です。前者については、ネットの情報がリアルで関心をもった物件に対して補足説明的な役割を果たしていることが分かっていただけたと思います。後者については、何と言っても店長に担当してもらうことがいかに重要かということが説明されていました。

今回の記事を読まれた方は、すでに他の引っ越し予定者より数十倍の知識の差が出ていることでしょう。というわけで、みなさんがよい物件に巡り会えることを心よりお祈り申し上げます!

(取材・文/しらべぇ編集部

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

体験談不動産引っ越しネットショッピングテクニック
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング