約6割がネットの釣りタイトルに「だまされた」!ついに自動修正プログラムが登場!?
2015/04/28 20:00
ネットの記事はクリックされることが第一条件であり、「クリックされなければ存在していないも同然」という声があります。
そのため、読ませるテクニックとして本文とかけ離れた派手な「釣りタイトル」を付ける場合も少なくありません。現在、Web上には多くのニュース記事が溢れ飽和状態とも言われます。
一日に触れられる情報量には限界があるのにも関わらず、ネット記事は増え続ける一方。結果、その激戦を勝ち抜くためには少々大げさなタイトルをつけるニュースサイトやブログが生まれるのです。
むろん、ネットユーザーの中にはこうした釣りタイトルに「だまされた」と感じたことがある人も少なくないようです。
【質問】ネットの記事の釣りタイトルに「だまされた」と感じたことがありますか?
ある:58.0%
ない:42.0%
全体のおよそ6割もの人が釣りタイトルに「だまされた」と感じたことがあると回答しています。実際にTwitter上ではこのような怒りの声をぶつける人も。
「(芸能人)が消えた理由」←という、誰一人として消えていない釣りタイトルうざ!
— どらえ ヽ(゜∀。)ノ (@tdorae) 2015, 4月 8
「ノーバン始球式」はスポーツ新聞社が使う伝統的な釣りタイトルなのでクリックしないのが吉じゃ
— Fukaz55 (@fukaz55) 2015, 4月 16
タイトルにつられて読んだとある文章の内容がタイトルとはかけ離れたものでモヤモヤ。釣りタイトルを見抜けなかった私が甘かったのか…。タイトルをつけた人の勝利だな。
— こもこ (@komoko) 2015, 4月 17
釣りタイトルはいっぱいあるけど、「ポイテーロ死す!タクヤ怒りの轟哭」を越えるものはないと思う
— [ホワイトアウト]ちくわぶ (@amethysnow_tkwb) 2015, 4月 19
日常的にネット記事を読んでいる人は、すでに「釣りタイトル」に辟易しているのかもしれません。
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■ニュースタイトル自動修正プログラムが登場!?だが…
こうした批判がある中、今では思わずクリックしたくなるようなキーワードを入れ込んだ「釣りタイトル」を一刀両断するようなサービスが登場しているのをご存知でしょうか。
「MAGII(マギー)」というサービスは、独自のアルゴリズムと人工知能によって、釣りタイトルを自動修正し、平凡かつストレートなものへと変換してくれるそうです。
まさに、ユーザーが「だまされた」と感じないようにするためのシステムとなっています。
例えば、よくありがちな「○○するための5つの方法」というような記事は、「その中の3つは単なる数合わせであること」を自動で診断し、それを踏まえてタイトルをストレートに修正してくれるという優れもの!
筆者もさっそく使用してみようと思い、ページをクリック…。本サイトへ飛んでからやっと気が付いたのですが、このサービスは「エイプリルフール限定」だったようです…。
「釣られた!」
(文/しらべぇ編集部・みんと)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年3月20日~2015年3月23日
対象:全国20代~60代男女1684名