牡蠣マニアが教える!牡蠣が原価ギリギリの1個250円で食べれる赤羽の「ざきや」
赤羽、これまで縁がなかったことを大きく悔やむくらいに飲んべえさんにはたまらない街というのを知ったのは最近のことでした。駅前の立ち飲みやでは1杯190円のハイボールと100円のハムカツ、130円のマグロぶつを頼んでもう2杯ほど飲んでも1000円に満たない。
あぁ神様、ここは天国ですか。そうですか「せんべろ天国」それが赤羽という街なのですね。そして気持ち良くなった私が求めるもの、それはそう。牡蠣です。ほんのり酔って食べる牡蠣は旨さ2割増しくらいになる気がします。
赤羽・牡蠣で検索すると出てくるのが今回ご紹介する「ざきや」。なんでも都内最安値で牡蠣を提供していると書いてあるじゃないですか。
以前までは200円でしたが、牡蠣の仕入れ価格高騰により250円に値上げしたそう。メニュー表にも「原価ギリギリでやってます!」と力強いコメントが。真牡蠣で300円以下もなかなかないですが、真牡蠣よりも高い値段で提供されることの多い岩牡蠣が250円!? これは、かなり気になりますね。
まずは生牡蠣から。この日用意されていたのは兵庫県室津産の岩牡蠣。岩牡蠣は真牡蠣と違って産卵期が夏。いちばん旨味が増すのは夏ですが、春先からおいしいものもたくさんあるので今時期から食べ始めてその時期ごとの味の変化を楽しんだり、産地違いの食べ比べをするのもオススメです!
いや〜、ぷっくら綺麗な子が出てきました。少々小ぶりですが、味はパンチが効いて、ドスンとお口の中に牡蠣アロマが残ります。この強さは、白ワインじゃなくて日本酒がぴったり。ちなみにこちらのお店非常に日本酒が充実しています。グラスワインも1杯420円と非常にリーズナブル!
お次にこちらのお店のお楽しみ、20種類もの味付けから選べる焼き牡蠣にいってみました。
「もう〜、こりゃどうしたらいいんだ〜!」正直言うと全部食べたい! 断腸の思いで幾つか選びました。ちなみに焼き牡蠣も全て1個250円。
まずは九州醤油。
ぐあぁあああっ!
次にバジルソース
ふあぁあああっ!
明太子マヨとガーリックバターが続いて、
最後に雲丹ソース
ちょっと味付けを変えるだけで牡蠣ってなんと魅力が広がるのでしょうか。あぁ、もう目に入れても痛くないくらい可愛い初孫のような存在になってきました。
「何を着せてもかわいい初孫。なにをかけてもおいしい牡蠣」うまく言えている気はまったくしませんが、たくさん食べるとそれだけ愛が想いがあふれてくるということだけお伝えしておきます。
他にも焼き鳥があったり、たけのこなどの季節の食材を使ったメニューもありいろいろ楽しめます。カウンター席もあるのでお一人さまでサクっと牡蠣を食べていくなんてこともできそうです。ただ、人気店なので必ず入りたいときは事前に予約されることをオススメします。
お店のあるOK横丁にはいい感じの飲み屋さんがたくさんあるのでそこにハシゴするのもまたいいかも。
赤羽のざきや
東京都北区赤羽1-18-6 2F
03-5939-6785
(文/しらべぇ編集部・denco)