半数以上の人がテレビ電話に不満…とくにアラサーの遠距離恋愛には不向きな手段?
2015/11/11 11:00
©iStock.com/szefei
遠くにいる友人や家族と、お互いの顔を見ながら話すことのできるテレビ電話。近年、LINEやSkypeなど無料でテレビ電話ができるアプリが、日常的に使われるようになっている。
しかし実際に人々の生活には、どれくらい浸透しているのだろうか?
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■テレビ電話を使っているのは、ほんの一部
全国20〜60代の男女1400名に調査してみたところ、使ったことがあると答えた人は2割にも満たないことがわかる。
ところがとくに使っているのは高年収の人たちに多く、年収700~1000万円の層では36.8%と全体平均の約2倍以上。一部のビジネスシーンにおいてはポピュラーな方法なのだろう。
とはいえ無料でテレビ電話を利用できるアプリが広がっているにも関わらず、多くの人がいまだにテレビ電話を使ったことがないと回答しているのが現状のようだ。
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■「時差かある」「化粧しなきゃ」…と話しにくい現状
さらにテレビ電話利用経験者に話しやすさについて尋ねてみると、約6割もの人が音声のみの電話に比べて話しにくいと反応。
そこで、実際にテレビ電話に不便を感じる理由を聞いてみた。
「海外にいる友人との連絡に使うことが多いが、電波の調子次第では、声と映像の送られてくる時間に差があって違和感がある…」(20代男性)
「テレビ電話にすると容量が大きくて、音声まで乱れてしまうことがあるから」(20代男性)
まだまだ発展途上のテレビ電話。技術的な問題からその使いにくさを指摘する人も多いようだ。
一方では、こんな声も…
「最初は相手の表情までわかることに魅力を感じて使っていたが、それは相手に自分の表情まで見られているということ。そう考えるとかえって気をつかう」(20代男性)
「テレビ電話だと化粧をしなきゃいけないのが面倒」(20代女性)
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■テレビ電話が不向きな傾向も判明?
もろもろ不満の声もあるが、地方や海外など遠方にいる友人・恋人、そして家族との連絡にテレビ電話が使われるようになりはじめているのも事実。
お互いの顔を見ながら会話できるテレビ電話のよさを活かしながら、うまく使いこなしていきたいもの。しかし、下記のような相手だとテレビ電話により不満を感じる傾向にあるらしい。顔が見たくても強要しないほうがいいのかも。
【テレビ電話は音声電話より不便だと思っている人の傾向】
・B型:67.7%
・30代:65.2%
・さみしがりやな人:65.0%
(文/しらべぇ編集部・じゅんぺい)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年9月25日~2015年9月28日
対象:全国20~60代の男女計1400人