餅をのどに詰まらせた経験者は1割!若者にも危険が…
日本の正月といえば、欠かせない食べ物は「お餅」。お雑煮はもちろん、おしるこ、磯辺巻き、鍋の具にとお正月気分をいや増してくれる食材だ。
しかし、毎年のようにニュースとなるのが「餅をのどに詰まらせて…」という事故のニュース。もちもち伸びるおいしさは、危険と隣り合わせといっても過言ではない。
そこで、しらべぇ編集部では「餅をのどに詰まらせた(詰まらせかけた)経験」について、調査を実施した。
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■約1割が詰まらせ経験あり
全国20〜60代の男女1353名に聞いたところ、10人に1人はのどに詰まらせた、もしくは詰まらせかけた経験があると判明。ニュースの中にとどまらず、他人ごとではない問題だ。
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■意外に多い2、30代の事故
餅の事故というと、高齢者が犠牲になる印象が強くないだろうか? しかし、詰まらせた経験率だけでいうと、まったく逆の結果となった。
全体平均を上回ったのは、2、30代。「餅の事故といえば高齢者」という油断から、ガッとかきこんでしまうことも少なくないせいかもしれない。
逆に50代以降では、かなり注意している様子も伺える。
たしかに、東京・大阪の消防庁管内における餅による事故は、「8〜9割が高齢者による」というデータがある。体力のある若い世代の場合、詰まりかけても吐き戻して救急車を呼ぶに至っていない可能性も。しかし、油断は禁物だ。
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■のどが渇いたまま食べない! よく噛んで!
お餅は「若い世代でものどに詰まりやすいもの」という認識で、気をつけながらおいしくいただこう。
・食べる前にのどを湿らせておき、くっつきにくくすること
・無理に飲み込まず、よく噛んで食べること
・子供や高齢者には、小さく切って与えること
お正月の楽しさが暗転しないよう、お気をつけいただきたい。
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:性体験のある全国20代~60代の男女1,114名