正しい男の生き様は、昆虫のオスにあり【溜池ゴローの子育てコラム】

自然界の、オスとメスを見れば、男女の「本当の強さ」が見えてくる。トップAV監督・溜池ゴローさんが語ります。

コラム

2016/02/10 19:00

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世の息子を持つほとんどの親たちは、自分の息子が将来「いい男」になってもらいたいと願っていることだろう。では、「いい男」とは、具体的にどんな男のことか?

……仕事のできる男? 女性にモテる男? 多くの人間を幸せにできる男?

……これに関しては、親それぞれに自分の息子がどんな男になってもらいたいか、様々な意見があるのも分かる。なので、ワシの考える「いい男」がどんな男像かということは、今回はちょっとおいておくことにする。

その代わりに、ワシの考える「正しい男の生き様」について語りたいと思うが、その前にまずは…… 世の男性の多くが思い込んでいる、ある「間違った常識」をひとつ話しておく必要がある。



 

 

■男と女の違い

その間違った常識とは…… 「男は女より強くなければならない」というものである。 なぜ、この常識が間違っているか? 理由は簡単だ…… 生物として、「男より女のほうが強い」からである。

ワシのように、AVの撮影現場という「男女がカメラの前で裸になり仕事をする」ような結構デリケートな場所に長年いると、この事実が明らかに見て取れる。

AV女優さんの数は、毎年多くデビューし、多く残り続ける。しかし、AV男優さんに関して言えば、毎年かなりの志望者がいるわりに、残り続ける数は本当に少ない。

というか、ほとんどの志望者たちがAV男優として続かない。

女性は、初めての現場でメチャクチャ緊張してようと、カメラの前で凍りつこうと、1度撮影を終えると、次からは緊張しながらもしっかり仕事ができるようになる。

ましてや1年、数ヶ月、いや、人によれば数本で、堂々とした態度で仕事をこなすようになる。そして、撮影現場を自分の居心地の良い場所に変えて行くのである。

……んん、女性とは、なんと生命力の強いものかと、いつも感心させられる次第である。それに比べ、男性は、だいたい最初は役立たずだ。

ずっと何年も役立たずなのもいる。慣れるまで時間がかかるのだ。時間がかかっても、続けばまだマシだ。自信をなくして、言い訳を言いながら業界を去って行く輩も多い。


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■自然界でも…

こうやって見てきただけでも、「男は、女より生命力においては弱いものだ」という持論をワシが持ってしまうのもご理解していただけると思う。

しかし、これは、生物の世界を見ると分かるのだ。とくに、昆虫の世界を見てみると、ハッキリわかる。 カマキリやクモのオスは、メスが卵を産むと栄養として食べられるという。

蜂や蟻のオスは、子孫繁栄のためだけに交尾をして死んでいくらしい。 極端に言わせてもらうが……彼ら昆虫のオスたちが、正しい男の生き様を体現していると言っても過言ではない!

ワシは常日頃から思っている…… 男は、女の尻にしかれてなんぼである! ……と。女性の尻に敷かれて、子供を育てたら、潔く死ぬつもりで生きる!

もし、運良くその後も健康に長生きできたら、誰よりも思いっきり楽しみながら生きて行く!


■男性の「本当の姿」とは?

皆さんも自分の周囲を見てみれば気づくと思うが……ワシの周囲の男達でリーダーシップをはって、しっかりした仕事をしている男は、全員が奥さんの尻に敷かれている。

それに比べ、仕事をコロコロ代えたり、仕事が続かなかったりする男のほうが、一緒に暮らす女性を殴ったりする場合が多い。だから、これからのいい男は、「女の尻に敷かれてなんぼ!」なのだ。

男は女より弱い。弱いと開き直ってしまえばいいのだ。 「男なんだから女より強くなきゃ」とか「男は、女をぐいぐい引っ張って行かなきゃ」などと肩に力をいっぱいいれて、無理をして人生に息切れを感じている男も多勢いる。

年間3万人いる自殺者のうちの7割近くが、30代〜60代のオッサンである。

同じオッサンとして、いつもワシは思っている…… ひょっとして、この「男は強くなければならない」という間違った常識が、彼らを死に追いやっているのではないだろうか?……と。


■無理はしなくていい

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世の中のオッサン諸君!

「男は女より弱いもんだ」と開き直り、女性とは思いっきりの笑顔でコミュニケーションし、尻に敷かれながら、女性と子供のためにドンドン行動を起こし動きまくり、女性の手のひらにゴロゴロ転がされ、お互い楽しく生きて行こうではないか!

男は、女の尻に敷かれてなんぼである! まあ、こんな持論をもつワシも家に帰れば、敷いてくれる大きな尻が待ってくれている。そのことにつくづく幸せを感じる今日この頃である。

今回は以上。

(文/溜池ゴロー