学生が就活前に「インターンよりやるべき」なこととは?

2016/02/24 18:00

©iStock/TAGSTOCK1
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近年、就職活動のスタート時期が4月から8月に、8月から6月にと毎年のように変わっている。結果的に、学生たちは大人の都合に振り回されている状況だ。

就活準備として一般的なのは、自己分析やOB訪問、エントリーシートにインターンシップ、さらには面接・SPI対策など。前例がない中、いつから就活準備を始めるべきか悩む学生も多いだろう。

しかし近頃、そんな「就活準備」に新たな選択肢が加わってきている。


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■インターンシップよりアレが大事

海外留学のEFが、自社の公式twitterのフォロワーを対象に意識調査を行なったところ、「就活前に取り組むべき活動」は、海外留学が62%、インターンシップが31%、その他が3%という結果となった。

就活と留学

企業の下見ともいうべきインターンシップよりも、海外留学を推奨する考えが2倍多いという結果となった。


関連記事:海外のトイレで見かける便器横の洗面台みたいなのは何?アレで一体何を洗っているのか

 

■なぜ就活前に留学か

ではなぜ、就活準備にはインターンシップよりも海外留学なのだろうか? 就活において留学経験が必要となる理由に調査を進めると、その理由が見えてきた。

就活と留学

つまり、実用的な英語力を期待するよりも、留学生の「様々な国や地域の人材と円滑にプロジェクトを進めるための基礎能力」への期待が高いということなのだろう。

そう考えると、確かに目先の対策も必要かもしれないが、根本的に必要とされる社会人としての基礎能力を、学生のうちから養うこともまた重要だと言えよう。

とはいえ、なかなか今から就活準備に海外へ飛び出すのは時期的に難しいところ。海外勤務を望む学生は、あえて就活を一年間遅らせるのも、ひとつの答えかもしれない。

事実、海外の日本人留学生をリクルートする企業は近年増えてきており、留学中に電話面接などを通じ選考を受けられる企業も多い。

学生たちには、単に就活テクニックを磨くことに目を向けるのではなく、長期的な視点で就活に挑んでもらいたいところだ。

(文/しらべぇ編集部 協力/海外留学のEF

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