切符をなくしたことがある経験者は?新幹線なら救済措置も
電車に乗る際に必要となる切符。最近はSuicaやPASMOといった交通系ICカードの影響で切符を持ち歩くことが少なくなったものの、新幹線など特急列車ではまだまだ切符を使用している。
そうなると、発生しがちなのが「切符の紛失」。「ズボンの右ポケットに入れおいたはずがどこにもない」などということが発生。山手線のような距離の短い路線なら金銭的な負担は軽いが、新幹線などでなくしてしまっては最悪だ。
なくさないように細心の注意を払っていても、知らない間にどこかに行ってしまう。そのような経験をした人は多いのでは?
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■切符をなくしたことがある?
そこでしらべぇ編集部では、全国の男女に鉄道に乗っているときに切符をなくしたことがあるか聞いてみた。
結果「なくしたことがある」と答えた人は28.1%で約7割の人は切符をなくした経験がないことが判明。やや少ないが、やはり交通系ICカード普及の影響で切符を持つ機会が減っていることが原因かもしれない。
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■自由業がよく切符をなくしている
次に切符をなくしている人を職業別にみてみよう。
もっとも多かったのは自由業の43.6%で、2位の会社員の約30.6%に13%以上差をつけダントツのトップとなっている。自由業は定期を購入する必要がないため、交通系ICカードを持っていないことも多そうだ。
したがって切符をもつ機会が多く、なくすことが多いのではないかと推察される。
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■切符をなくしたときどうしてる?
切符をなくしたとき、人々はどのような対応をとっているのだろうか。経験者に聞いてみた。
人情に厚い大阪では見逃してくれることもあり、新幹線には救済措置も用意されているが、基本的に切符をなくした場合は料金を二重に支払わねばならないようだ。
(取材・文/しらべえ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年1月20日~2016年1月24日
対象:全国20代~60代の男女1340名