「男装・女装」してみたい?変身したい願望がある人の特徴
昨年の秋、資生堂のCMが話題になったのをご存知だろうか?
女性の先生が教室の扉を開けると、中には十数人の女子高生が…と思ったら全員男の子で、じつは最初に登場した先生も…との内容だ。
同社のホームページでは「メーク女子高生のヒミツ」として、撮影の裏側などを明らかにしている。こうしたCMも話題となったが、実際に「異性の格好に変身してみたい」と思う人は、どれほどいるのだろうか?
■20代女性は3割が希望
しらべぇ編集部が20~60代の男女1340人に「女装・男装など異性の格好をしてみたいと思う?」と尋ねてみたところ、該当したのは14.3%。性年代別では、以下のとおりである。
とくに20代女性では、およそ3割が「男性の格好をしたい!」と思っていると明らかに。
一方、女性が年代とともに減少するのに対して、男性はコンスタントに希望者がいるのは興味深い傾向だ。
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■「違う立場になってみたい」人の特徴は…
特徴別で調査をしてみると、「モテる人」と「出世している人」の中に異性の格好に変身したい人が多かった。
どちらもおよそ4人に1人の割合で、そうした願望を秘めていることになる。充実した立場にいる人だからこそ、意外なチャレンジをしてみたいのかもしれない。
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■異性の格好をするには?
今では、インターネット通販などで衣服や化粧品、さらにはカツラまでも購入することもできるため、異性の格好をするハードルは低くなっている。
化粧の仕方を習ったり、写真に撮ったりしたい人もいるだろうが、そんな人向けのサービスを展開しているところもあるそうだ。衣装や化粧品の持ち込み、写真撮影の有無などのサービス内容にもよるが、数千円から数万円程度で実現できる。
ただし、店のある場所が東京都内や大阪のような大都市に偏っているため、地方の希望者にとって願いをかなえるのは、まだまだ難しそうだ。「女装(男装)をするために上京する!」なんて人がいるかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・県田勢)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年1月22日~2016年1月25日
対象:全国20代~60代の男女1340名