経験者に聞いた「高校・大学デビューの現実」6選

2016/04/02 12:00

©写真AC
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4月を迎え、入学式シーズンになった。新生活を迎える人の中には、大きくイメチェンをはかり、今までの自分から脱皮しようとする人もいるはず。

時には「高校デビュー」「大学デビュー」などと言われるこの行為だが、実際にはどんな行動をとるものなのだろうか?

しらべぇ編集部では経験者に調査を行い、回答をタイプ分けしてみた。



 

■デビューして経験した6つのこと

①外見の変化

「大学でコンタクトにし、服装もオシャレをするようになったため、とにかくモテるようになった。高校の同級生と会っても、認識されなかった」(女性・50代)


「とりあえず金髪にした 今日からおれはてきなw」(男性・30代)


「高校卒業直後、整形して専門学校デビューした。途端にモテだして、しばらくはウハウハだったけど、次第に『みんな私の顔しか見てない』と思うようになったので人生は難しい」(女性・20代)


もっとも多くの回答があったのは外見の変化。垢ぬけると昔よりモテるようになるようだが、それが必ずしも幸せにつながるわけではないらしい。


②学業の放棄

「田舎だから高校なんて受験勉強しなくても合格する。たかをくくって たら、入学後、どんどん成績順がさがっていった。人生、甘くは なかった」(男性・60代)


「夜遊びばかりするようになり、最初の試験で後ろから数えた方が早かった」(男性・40代)


受験勉強をくぐり抜けた人は、学業から一時的(中長期的?)に、距離を置くようだ。


③失敗して孤立

「張り切りすぎて孤立してしまった」(男性・30代)


「高校で髪を染めてかっこつけたが、女子に不評で逆に嫌われた」(男性・20代)


「いろんな男と関係を持っていたら、キャンパス中の有名人になった。ビッチと言えばあいつ、みたいな」(女性・20代)


急にはじけると、周りの人たちの反感を買うこともあるようだ。デビューを考えている人は注意してほしい。


④地方との差を知る

「東京はおしゃれだった」(女性・40代)


「40年以上前に静岡県から大阪の短大に来たとき、関西弁が何言っているかわからなかった」(女性・60代)


都会と地元の違いを感じるという声も。


⑤体や心を壊す

「大学デビューの3日後の花見で、すごく寒くて、二度と花見に行きたくないと思った」(女性・20代)


「早稲田大学に入学した影響で、今まで縁がなかった村上春樹を読みました。しかし、『ノルウェイの森』があまりにも暗くて鬱になり、ノン・ウェイになりました」(男性・20代)


村上春樹の書籍はたしかに、入学直後に読むものではないかも。


⑥その他の回答

「中高が男子校だったので大学が共学になり女性の接し方がわからなくなった」(男性・50代)


「一人暮らしが嬉しくて、急に大人になった気分だった」(女性・40代)


「社会人枠で入学、交換留学生と学内奨学生に選ばれたこと」(女性・40代)


一定のリスクはありつつも、「自分を変えよう」と思う行動力は楽しい未来にもつながるようだ。環境が変わる今の季節。過去の自分を「断捨離」してみるのも悪くないだろう。

(取材・文/しらべぇ編集部・岡本拓

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