バカにしてきた人を見返したい願望ある?野心が強いのは…
過去に、他人から見下された経験はあるだろうか。そのときは反論するすべもなかったが、「いつかは必ずアイツを見返してやる!」と内心抱いている人もいるだろう。
しらべぇ編集部では、そんな野心のある人にはどのような特徴があるのか調査をしてみた。
■20代女性は野心が強い! 一方、男性は…
まずは、性年代別の結果から見ていこう。ご覧のように、20代男女で顕著な違いが見られた。
20代女性では4割を超える人が「バカにされた人を見返す!」という気持ちを持っているとわかったが、20代男性ではどうだろう。たった2割にとどまっているのである。
この世代の男女に話を聞いてみると…
「新入社員のころに、嫌な女上司から嫌味を言われ続けたことがあって。その上司の仕事ぶりは正直微妙なのに、ただ立場が上だからって私を見下してきた。
今すぐにはどうにもならないけど…いつかはその人よりも成功してやると思って仕事をしています」(20代女性)
「他人と比べても仕方がないと思うんですよ。たしかに、バカにされることはいい気はしないけど、それでも相手を見返したいとは思わないですね。なんていうか、人に対して無関心なのかも。
できない自分が悪いというのは受け入れて、次から頑張ろうと思う程度ですね」 (20代男性)
一部の意見ではあるが、これが今の20代に見られる特徴だといえるだろうか。
仕事の場面においては、女性も強いプライドを持っている。そうなのであれば、女性の野心の強さはキャリアアップにも直結していきそうだ。少なくとも、20代男性よりは可能性は高そうに思える。
■ハングリー精神が強いのは愛知県民
都道府県別の結果も見てみよう。こちらも、地域により差が見られた。
もっともハングリー精神が強いといえるのは、愛知県民。一方、京都府民は「見返したい」という気持ちになる人が2割にも満たない。相手がどうかというよりも、自分自身と向き合うタイプの人が多いのだろうか?
■元ヤンキーの見返したい願望がすさまじい!
ちなみに、本調査でもっともバカにしてきた人を見返したいという気持ちがある人は、元ヤンキーに多いと明らかに。その割合は、6割にもなるのだ。
「ヤンキーイズム」といえば、矢沢永吉。著書『成りあがり―矢沢永吉激論集』も有名だが、彼のこの名言も過去に話題となった。
「お前がどんだけいい大学入って、どんだけいい会社に就職しても、お前が一生かかって稼ぐ額は矢沢の2秒なんだ」
これは、レコード会社の重役に「我々の言うことに従っていればいい」と言われた際に、矢沢が返した言葉だそうだ。
元ヤンキーに見返したい願望が強いのは、矢沢イズムが継承されているといえるのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1,365名 (有効回答数)