「貯金額が0円」な人 その理由と挽回のチャンスとは

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Photobuay/iStock/Thinkstock

「経済は緩やかな回復傾向を継続している」との政府の見方だが、企業の業績や給料は劇的に回復しているわけではない。

給料は日々の生活費などの出費で差し引き0円、貯金に廻せる余裕のない世帯が多いのが実情だろう。

実入りが小さければ残る金額が少ないのは致し方ない。しらべぇ編集部では家計の事情以外の「貯金額が0円」になる人の生活について分析してみた。


 

■「未婚者」に多い「貯金0円」とその理由

男女の未婚・既婚の別に預貯金についてまとめたのが次のグラフである。

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「貯金額が0円」の人は全体で13.7%、男女の未・既婚別では既婚者のほうが少ない

共働きになることで世帯収入が増え、家庭という目的ができるため節約や貯蓄意識が高まる効果があるようだ。


 

■安泰な「専業主婦」と「公務員」

同じものを職業別に集計したのが次の結果。

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職業別で「無職・家事手伝い」が23.8%ともっとも多いのは当然として、次が「自由業」「商工サービス自営」の順。フリーランスは仕事・収入が不安定なようすがうかがえる。

「公務員」は9.5%で、「経営者・会社役員」よりも「0円」の人が少ない。お金の心配をしたくないのなら仕事はやはり公務員を選ぶべきなのだろうか。

しかし「貯金0円」の人がもっとも少なかったのは「専業主婦(夫)」。収入は配偶者次第とはいえ、共働きせずにすんでおり、お金の心配のない安定した立場といえそうだ。


■お金が貯まらない人の特徴

他の回答結果から見ると「貯金0円」の人は現状の生活に不満を持っている人が多い。将来よりも今の楽しみを優先し、安定より冒険を求める傾向がある。自由業に「貯金0円」が多いのと関係していそうだ。

ちょっと待った! うらやましい結婚ほど多い「早まった」の声にあるとおり、夫婦仲が悪い場合も「貯金が0円」になるケースが多い。当然だがギャンブルが好きなタイプも。

そして次は、「貯金0円」の人に生活習慣の改善が求められる結果である。

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「貯金額が0円」は若い人に多い。にもかかわらず「とても太っている」回答が高いのだ。

お金に苦労している人の方が、食事や嗜好品など身近な楽しみで心を癒すことが多くなり、その結果太るのだろう。

美食に浪費して、挙句にお金も残らないタイプもいそうだ。さらに「貯金0円」の人は飲酒量も多く、喫煙率も高い傾向が。

嗜好品への出費を減らしてお金を残す生活に変えれば、健康的な生活になり一石二鳥ではないか。さらに仕事に集中できれば好結果を残し、結果的に収入の上昇につながるという好循環が望めるかも。

「お金がない」と悩んでいる人は、まずは嗜好品への消費を見直してみては。

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(取材・文/しらべぇ編集部・谷葦夫

qzoo【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1,353名(有効回答数)

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