結婚は宝探しではなく「椅子取りゲーム」?既婚者の意見は…
米国の作家ローリー・ムーアは、結婚に対する名言として次の言葉を残している。
「人が結婚するのは誰かを『見つけた』からではない。結婚は宝探しではないのだ。それはむしろ椅子取りゲームに似ている。独身であることの音楽がストップする時、どこであれ人はそこに座るのだ」
独身の男女からすると、永遠に音楽が止まらないのではと不安になると思うが、実際に結婚は椅子取りゲームなのだろうか。
■椅子取りゲームより「宝探し」らしい
しらべぇ編集部では、結婚している全国20代〜60代の男女746名に「結婚は宝探しではなく、椅子取りゲームに似ていると思う」かどうかを調査してみた。
調査の結果、あてはまると回答した人たちは2割に満たない結果に。愛するパートナーと結婚できた人が多いということだろう。
あるいは、パートナーを椅子よりも「宝物」だと思いたいという、願望でもあるのだろうか。
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■順風満帆な人は感じない
この名言に対して、Twitter上では次のような反応が見られた。苦労なく結婚した人たちにとっては、「結婚=椅子取りゲーム」という感覚はないのでは、という意見。
すんなりうまく行く人は多分そんなこと全く感じもしないんだろうけど、結婚は椅子取りゲームみたい。何度も思ってるけど。
— 73🏳️🌈 (@nanami_32) September 27, 2016
また、恋愛に限らず「人生そのものが椅子取りゲーム」だという意見も。
人生は椅子取り・ゲーム。受験も、就職も、結婚も、老後も、何もかも、だ。
— 蓮爾のオトッペ (@sobaotaku) September 10, 2015
いずれにせよ、恋愛も人生も順風満帆な人たちは「椅子取りゲームだ」という実感がないのかもしれない。
結婚が椅子取りゲームだと考えると絶望的になる人もいるだろうが、本調査結果では、約8割の既婚者が「結婚は宝探しだ」と回答している。
たとえ人生のいたるところで椅子取りゲームが開催されているとしても、「結婚だけは違う」と思いたい独身男女に希望を与える結果になったのではないか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニートgoma)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の結婚している男女746名(有効回答数)