全部見た人も多い?2016年話題になったアニメ映画3選
ピクサーによる『ファインディング・ドリー』や、ディズニーの『ズートピア』など大型アニメーション映画が数多く公開された2016年。
人気アニメ映画の『名探偵コナン』シリーズの最新作、『名探偵コナン 純黒の悪夢』も大ヒットを記録した。
激戦になった今年のアニメ映画の中で、とくに話題となった3作を紹介しよう。
①声優「のん」でも話題の『この世界の片隅に』
戦時の呉の様子を描いたアニメ映画『この世界の片隅に』。
クラウドファンディングによって資金を集めたことや、女優・「のん」の改名後初仕事であることなど、注目すべき要素はあったものの公開前は劇場数も少なく、あまり注目を浴びていなかった。
しかし、公開されると「のん」の声や映画のクオリティから人気が沸騰し、現在では公開を決めている劇場が何倍にも膨れ上がっている。
戦争の悲惨さだけでなく、日常もしっかりと描き出している映画。ぜひ劇場で見ておきたい。
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『この世界の片隅に』旋風が止まらない! 感動の声と支援が殺到
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②京アニ製作の切ない青春物語『聲の形』
主人公がかつていじめてしまった聴覚障害を持つ女の子と高校生になって再開し、変化していく人間模様を扱った『聲の形』。
先天性の聴覚障害を持つヒロインをいじめる過激な描写から、原作の連載時にも批判が集まるなど、公開前から大きな話題となった本作。
映画を見たことをきっかけに「障害」や「いじめ」についてあらためて考えさせられた人も多いだろう。
全国的に見ることのできる劇場数がかなり減ってきているので、まだ見ていない方はお早めに。
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聴覚障害を扱った名作『聲の形』がついに公開 京アニに期待の声
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③今年一番注目『君の名は。』
ある日突然主人公とヒロインの体が入れ替わってしまうあらすじも、もうおなじみの『君の名は。』。
現在では邦画史上歴代二位の売り上げであり、世界中でも大ブームを巻き起こしている本作。
RADWIMPSによる主題歌『前前前世』が大ヒット曲になったことや、監督自らが執筆した小説版もおおいに売れるなど、あらゆる関連分野を巻き込んだ社会現象になった。
全国の劇場ではまだ長いこと上映が続くようなので、まだ一度しか見ていない方もリピーターになってみてはどうだろうか?
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(文/しらべぇ編集部)