見てるだけで痛い…安全手袋の実証動画があまりに苦痛すぎ

2017/01/24 18:00

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(画像はYouTubeのスクリーンショット)

この世には様々な製品がある。

だが「製品」と銘打つ以上は、実用化に向けた実験を繰り返さなくてはならない。

たとえば自転車も、得体の知れない業者が作った粗悪品はともかくとして通常は数え切れないほどのテストを課される。その中でもし故障したら、設計者は改修を要求されるのだ。

製造業関係者にとっては当然のことだが、「いざ実験」となると製品によっては常識外のことを実行せざるを得なくなる。


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■容赦なくガンガン

鉱業が盛んな国であるチリから、このような製品が登場した。それはRESAFE SpAという企業が開発した『Mark VIII』。作業用手袋である。

だがこの製品は、目を疑うほどの耐久性と安全性を確保している手袋として有名に。そのPR動画がすごいのだ。


映像開始直後から、Mark VIIIを手にはめた作業員がカナヅチで指を殴打。木材の台の上でそれをやっているのだが、台には打撃の跡がくっきりと残るほど。

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(画像はYouTubeのスクリーンショット)

ところが、作業員の指は無事らしい。その後も指をコンクリートブロックの下敷きにする、カッターで切りつける等の苦行に晒しているが、Mark VIIIのおかげで痛みすら感じていないようだ。


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■斧もノコギリも寄せつけず

実証はそれだけに留まらない。

Mark VIIIに対して斧で一撃を加え、ノミを使って叩き込み、さらにはノコギリまで出して指を切断しようとする。この作業員は、何か悪いことでもやったのだろうか?

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(画像はYouTubeのスクリーンショット)

だが、Mark VIIIの表面に傷が入る程度で、作業員にダメージを与えることはない。先述の「目を疑うほどの耐久性と安全性」とは、まさにこれを指す。

鉱業が主要産業になっている国だからこそ、こうした発明品が生まれるのだ。


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■代理店募集中

ちなみに製品メーカーのRESAFE SpAは、各国へ向け代理店募集を呼びかけているという。

工業立国である我が国日本にも、安全用品を扱う世界的メーカーが存在する。そして当然ながら、日本の安全用品市場には常に一定の需要があるのだ。もしかしたら、Mark VIIIの登場は新たなビジネスチャンスを予感させるものではないか?

この製品が日本で普及する可能性は、大いにあるだろう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一

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