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ついにauが家庭用「野菜栽培マシン」を市場投入へ

テクノロジー

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(画像はやさい物語公式サイトのスクリーンショット)

沖縄セルラー電話株式会社。我々はこの企業を「au」という名称で認識している。だから以下の文では、敢えてブランド名であるauで表記を統一しておく。

auは言わずと知れた通信会社であるが、最近では現代人の食生活を変革させるかもしれない事業にも乗り出した。それは野菜の栽培だ。

このほど、auは非常に斬新な家庭用水耕栽培キットを発売した。

 

■家庭内で手軽に収穫

『やさい物語』は、室内にいながらリーフレタスなどの作物を収穫できるマシンだ。

半密閉容器の中には、最先端テクノロジーが詰まっている。作物の管理はスマートフォンを通じて行ない、外出時も作物の状況を把握できるという。

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(画像はやさい物語公式サイトのスクリーンショット)

収穫時期は種を撒いてから約1ヶ月後。その間に発育の悪いものを取り除く等の作業もあるが、極めて簡単に野菜を育てられることに違いはない。

また、この製品のボディは室内と調和できるデザイン。大きく不衛生なプランターは必要なく、さらにペットを飼っている家でも野菜を収穫できるのだ。

もう一度書くが、やさい物語はauという通信会社が開発したものである。

 

■価格高騰の悪夢

去年起こった野菜の高騰は、消費者の生活を直撃した。

とくにレタスは深刻だ。平常時の2倍、3倍の高騰は当然で、ツイッター上では「肉より高いレタス」と言われていた。普段口にしているものがいきなり「高級食材」になってしまう恐ろしさを、我々日本人は骨の髄まで学んだ。

そして特筆すべきは、離島地帯である沖縄県は本州以上に深刻な状況に巻き込まれた。地方島嶼部では輸送コストもかかるから、レタスが1玉1,300円ということも起こったという。

日本は、世界でも稀に見る「複数の気候帯をまたいだ島嶼国家」であることを忘れてはいけない。

 

■食卓革命へ

だからこそ、安定した食料生産が我が国では必要不可欠になってくる。日本の農業技術の高さは、そこから由来する。

そして今年、auを始めとした各企業が家庭用水耕栽培キットの開発と販売に踏み切った。これは日本の食卓に一種の「革命」が近づいている証明ではないか。

たとえ園芸に興味のない人も、自宅でレタスくらいは栽培している近未来の風景が目の前にある。

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(取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一

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