こどもの日といえば柏餅!実際に食べる予定の人は…

端午の節句には柏餅やちまきを食べる風習があるが、今でも実際に行っているのはどれくらい?

2017/05/04 10:00

(yasuhiroamano/iStock/Thinkstock)

5月5日はこどもの日。こどもの日食べる和菓子といえば…柏餅! コンビニやスーパーでも、すでに柏餅がたくさん販売されている。

いつ食べても美味しい柏餅だが、「こどもの日に食べる」人はどれくらいいるのだろうか。



 

■やっぱり? 女性ほど「食べます」

しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,336名を対象に「こどもの日に柏餅を食べる」かどうか聞いたところ、全体の27.7%の人は「食べる予定だ」と回答。

性年代別で見てみると、どの年代でも女性が多い。和菓子が好きなのはやっぱり女性なのだろうか。

男女ともに、30代40代の人気が低いのも特徴的だ。特に40代男性は、全年代で唯一2割を切っている。「こどもの日だからといって、わざわざ食べなくても…」と思ってしまうのかも。


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■なぜ、こどもの日に「柏餅」?

もともと5月5日は端午の節句。端午の節句に男子の健やかな成長を祈願する風習が昔からあり、祝日である「こどもの日」になっている。

この端午の節句に柏餅を食べるという風習は、江戸で生まれたそう。そこから参勤交代で全国に広まっていったとか。

この柏、本来の漢字は「槲」。ブナ科のカシワの葉っぱを使っている(柏はヒノキ科の針葉樹で、全く葉の形が違う)。槲の葉は新芽が育つまで古い葉が落ちないことから、「子孫繁栄」「家系が途切れない」縁起を担いでいるのだ。

ちなみに、今売られている柏餅ではほとんど槲の葉は使われていない。


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■地方によっては「ちまき」

こどもの日に柏餅を食べる風習、地方によっては「ちまき」に変わる。

ちまきを食べているのは主に西日本。東日本の人が想像する「お米の入った、しょっぱいやつ」ではなく、餡の入っていない甘いモチが、い草などに包まれたものだ。

ちまきの由来は中国で、邪気払いや厄払いの力があるという。


柏餅にちまき…どちらも願いが込められたもの。せっかくなので、こどもの日に1つ買って食べてみては。

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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年4月21日~2017年4月24日
対象:全国20代~60代の男女1,336名(有効回答数)

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