性犯罪「被害者に責任追及」する風潮 「食い逃げと同じ」と批判も 

「自衛しなかった女性にも非がある」とする風潮に、ネットでは異論を唱えるツイートが相次いでいる

オトナ

2017/06/12 20:00

悲しむ女性
(spukkato/iStock/Thinkstock)

連日のように様々な媒体で報じられる性犯罪のニュース。最近では、レイプ被害に遭った女性が、実名で被害を訴えた会見が注目を集めた。

そんな中、ネットでは「なぜ性犯罪は被害者に責任を追求する風潮があるのか」 といった疑問の声が相次いでいる。しらべぇ編集部では、そんな風潮に異論を唱える数多くのツイートの中でも、とくに反響が大きいものをまとめてみた。


 

■被害者の非よりも犯人の「理性」

「露出度の高い服装をしていた」や「抵抗しなかったから」など、なにかと被害者側の非を追求するような風潮に、ネットでは疑問と怒りの声が相次いでおり、そんな風潮に異論を唱えるツイートが多くのユーザーから支持されている。

https://twitter.com/kazukonanako/status/873471430804897792

レイプ犯は確実に相手を選んでいる、といった指摘や、性犯罪の縮図を「食い逃げ」と比較したツイートも反響を呼んでいる。


関連記事:レイプ被害に遭ったら「72時間以内に緊急避妊」 産婦人科医がSNSで周知

 

■被害を訴えられない現状に嘆く声も

実名でレイプ被害を訴えた女性が、警察に何度も「処女ですか?」と質問されたことが報じられるなど、被害者女性の性的二次被害、「セカンドレイプ」の現状を嘆く声も。

https://twitter.com/k_norihara/status/873424686750720004

レイプ被害者を診察することもあるという産婦人科医や、性暴力の被害者など、様々な人がそれぞれの立場から見た「性犯罪」の現状を訴えている。

また、捜査の過程での被害者女性の扱いに対する疑問の声も相次いだ。


■20代女性の5人に1人は「レイプ未遂被害者」

しらべぇ編集部が全国の20~60代女性680名を対象に「レイプ被害にあいそうになった経験があるか」調査を実施したところ、20代の2割り近くが「レイプ被害にあいそうになったことがある」 と回答した。

レイプ未遂年代別グラフ

「5人に1人」 という割合に、性犯罪の深刻さが伺える。

多くの被害者が泣き寝入りしている現状を受け、勇気を持って被害を訴えても「ハニートラップ」を疑われてしまう風潮に、危機感を感じている人は決して少なくない。


(文/しらべぇ編集部・もやこ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日 
対象:全国20~60代の女性680名(有効回答数)

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