ラーメン二郎の画像で店舗名を見分けるbotが誕生!識別精度を検証

ラーメンの画像だけで、どの店舗で作られたものかを識別するbotが誕生!

2017/08/25 18:30

ラーメン二郎といえば、関東を中心に全国約40店舗あり、その見た目のインパクトやくせになる味に一部の人からカルト的人気を得ていることで有名なラーメン店。

そんなラーメン二郎のラーメン画像を送りつけると、野菜など盛り付け方の違いを見分け、どの店舗で作られたラーメンなのか判別してくれるTwitterbotがあるらしい。



 

■NTTコムウェアの技術者が趣味で開発!

このTwitterbot@jirou_deep)を開発したのは、NTTコムウェアの技術者。

作者は、趣味でこのbotを開発したそうで、全41店舗の約33000枚の膨大なラーメン画像から、ディープラーニングの技術を用いてラーメン識別を行なうという。

トップレベルのジロリアンであっても、全店舗のラーメンを識別するのは難しいはずだが、このbotの識別精度は正答率約87%にものぼるらしい。

とはいえ、実際のところ識別精度はどうなのか? 都内のラーメン二郎を制覇した経験を持つ記者が、しっかりと検証してみた!

 

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ラーメン二郎の識別精度を検証

まずはジロリアンの中でもうまいと評判で、しらべぇ調べでも東京都内1位を獲得した『八王子野猿街道店2』のラーメン画像で調査。

さっそく、『八王子野猿街道店2』のラーメン画像を@jirou_deepへ送ってみると…。

すぐさま「千住大橋駅前店 (99.98%) 荻窪店 (0.01%) 京急川崎店 (0.00%)」という返答が返ってきた。

確かに、『千住大橋駅前店』もラーメン二郎の店舗の中では優秀な店舗であることは間違いないのだが、いきなり不正解という結果に…。

実際に、『千住大橋駅前店』のラーメン画像と見比べてみると、写真の角度は違えど明らかにヤサイの量が少なく、肉も小さい。

正答率約87%と聞いて期待していたのだが、残念な結果となってしまった。

だが、1回の検証で判断するのは酷なため、さらに検証を重ねることに。2回目に検証する店舗は『環七新代田店』のラーメン画像。

『環七新代田店』といえば、以前にもお伝えしている通り今年3月中旬ごろから店内での写真撮影を禁止しており、ある意味レアなラーメン画像といえよう。

『環七新代田店』のラーメン画像を@jirou_deepへ送ってみると…。

「環七新新代田店 (99.83%) 新橋店 (0.05%) 中山駅前店 (0.02%)」との返答。見事に正解した。

続けて『池袋東口店』、『新小金井街道店』の画像を送ってみると…。

『池袋東口店』は大正解。『新小金井街道店』は第2候補で正解を当てるという、惜しい結果に…。

その後、東京都内全24店舗(2016年10月以前)で検証したところ、24店舗中14店舗を当て、正答率は約58.3%。87%には届かないものの、まずまずな結果といえるだろう。

一体どんな状況で、このbotが活躍するのか不明だが、二郎のラーメン画像を持っている人は、試しに送ってみては?

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(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ

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